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特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル

防災

エチオピア連邦民主共和国

特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル

いつでも通れる農道を!低コストで簡便な農道の維持を実現

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研究代表者

    • 木村 亮

      京都大学 アフリカ地域研究資料センター 特任教授
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      アジスアベバ科学技術大学 助教

相手国

エチオピア連邦民主共和国

国内研究機関

京都大学、宮崎大学

相手国研究機関

アジスアベバ科学技術大学、ジンカ大学、エチオピア道路公社

採択年度

平成30年度(2018年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

植物由来の土質改良材を用いて特殊土地盤上の道路整備手法を構築
エチオピアでは道路が整備されていないために、アクセスが困難な農村地域が多くある。道路の施工や維持管理を困難にしているのは、アフリカ全土に広く分布する膨張性粘性土と言われる特殊土である。このプロジェクトでは、特殊土の改質メカニズムを把握して、在来植物を原料とした土質改良材を開発する。そして、高価な機械を使わない簡便な道路整備手法を確立して、地方行政・コミュニティとの協働による運用モデル構築を目指す。

サブサハラアフリカの農村地域の年間通行性が向上!
在来植物由来の土質改良材を運用した特殊土地盤上の道路整備手法が構築される。将来的には、アフリカ全土に分布する特殊土への対処手法として、固有の条件を踏まえた改良モデルを各地で定着させることで、サブサハラアフリカにおける全天候型道路へのアクセス向上が期待される。

研究実施風景

イメージ1

雨期に深い溝ができた南オモ県の道路

イメージ2

キックオフミーティング時の集合写真(アジスアベバにて)

イメージ3

現地学生と土質改良材の混合実験を行う

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

中間評価報告書

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