JSTトップ > 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS) > 研究課題一覧 >

ナイルの源流エチオピア・タナ湖で過剰繁茂する水草バイオマスの管理手法と有効利用プロセスの確立

生物資源

エチオピア連邦民主共和国

ナイルの源流エチオピア・タナ湖で過剰繁茂する水草バイオマスの管理手法と有効利用プロセスの確立

水草バイオマスを有価物に生態系・社会・健康問題を一気に解決!

  • SDGs15
  • SDGs02
  • SDGs09

研究代表者

    • 佐藤 伸二郎

      創価大学 理工学部 共生創造理工学科 教授
    • researchmap
    • ソロモン・アディス・レゲッセ

      バハルダール大学 農業環境科学部 准教授

相手国

エチオピア連邦民主共和国

国内研究機関

創価大学、滋賀県立大学、滋賀県琵琶湖環境科学研究センター

相手国研究機関

バハルダール大学、インジバラ大学、タナ湖周辺水域保護開発機構

採択年度

令和2年度(2020年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

ホテイアオイからエネルギー・栄養・農産物への転換技術の開発
リモートセンシングとAI技術を活用し、エチオピア最大のタナ湖で過剰繁茂するホテイアオイの持続可能な刈取モデルを開発する。刈取後のホテイアオイからメタン発酵処理によりエネルギーと栄養分を回収し、それを利用してスーパーフードと注目される微細藻類(スピルリナ)の大量培養を行い、現地企業とスピルリナ由来栄養補助食品の開発を目指す。本学の学際的研究を統合し、廃棄物から有価物への有効利用技術の確立に取り組む。

「見えない飢餓」が蔓延するエチオピアで健康・栄養改善に貢献!
ICTを利用した持続可能なホテイアオイの管理システムを構築し、将来的にはホテイアオイによる生態系・社会問題解決のモデルケースを目指す。また、スピルリナ由来の栄養補助食品が開発され、エチオピア社会で実装化されることで、同国が抱える健康問題・栄養失調の改善に貢献する。

研究実施風景

イメージ1

タナ湖で過剰繁茂するホテイアオイの上空撮影写真(湖面積の1/6に相当する約500km2に繁茂)

イメージ2

レースウェイポンドを用いたスピルリナ培養

イメージ3

刈取後ホテイアオイの破砕・圧搾処理

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

関連URL

ページ
TOPへ
ページトップへ