デジタルプラットフォームを活用したルーメン微生物フローラと草地管理の最適化による牛肉バリューチェーン創出プロジェクト
ロレーナ アグアヨ ウロア
コロンビア農業・牧畜研究機構 博士研究員コロンビア共和国
東海国立大学機構名古屋大学、中部大学
コロンビア農業・牧畜研究機構、コロンビア畜産連盟、国際熱帯農業センター
令和3年度(2021年度)
5年間
地域多様性のある畜産資源を活用したスマート畜産技術の開発
競争力のある牛肉生産に取り組むコロンビアを対象に、乾季のある熱帯地域の牛肉生産性向上を目的として、小規模農家でも利用可能なデジタルプラットフォーム上で農家の収益向上に繋がるスマート畜産技術を提供する。生産性に強く関連するウシのルーメン微生物フローラの遺伝的多様性と牧草の多様性を活用し、放牧主体の畜産における草地生態系の保全とその持続的利用、および付加価値のある畜産物生産による地域開発をめざす。
牛肉生産システム最適化に資するデジタルプラットフォームの構築
コロンビア産牛肉のトレーサビリティを提供するデジタルプラットフォームにより、地域の畜産コミュニティの生産性を向上させ、牛肉の質を担保するデジタル認証を行う。将来的には、地域の特色を活かした牛肉生産構造の最適化を支援するスマート畜産地域モデルの普及に貢献する。
生物資源
ブルーエコノミー振興のための持続可能な海藻由来機能性製品の開発
防災
コロンビアにおける地震・津波・火山災害の軽減技術に関する研究開発
防災
北中米太平洋沿岸部における巨大地震・津波複合災害リスク軽減に向けた総合的研究
防災
沿岸でのレジリエント社会構築のための新しい持続性システム