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マレーシアにおける地すべり災害および水害による被災低減に関する研究

防災

マレーシア

終了

マレーシアにおける地すべり災害および水害による被災低減に関する研究

衛星を使って地すべり・水害を予測し、低減策を編み出せ!

  • SDGs11
  • SDGs13

研究代表者

    • 登坂 博行

      東京大学 大学院工学系研究科 教授

相手国

マレーシア

国内研究機関

千葉大学、防災科学技術研究所、土木研究所

相手国研究機関

マルチメディア大学(MMU)、マレーシア理科大学(USM)、テナガナショナル大学(UNITEN)

採択年度

平成22年度(2010年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

都市化と温暖化による集中豪雨が、深刻な災害を引き起こす
 近年、マレー半島では急激な都市化と温暖化が原因と思われる集中豪雨により地すべり災害・水害が多発しているが、災害調査や観測データが不足しており、被災低減策が立ち後れている。この対策として、マレーシア国内で都市化が著しい地域を対象に、既存データの調査と現地観測、及び日本産の衛星を利用した観測により、地すべり災害と水害の低減策を探る。観測で得られたデータを活用して、地すべり災害・水害のハザードマップや早期警戒システムを構築し、日本の科学技術をもってマレーシアおよびその周辺諸国に貢献する。

データ評価と並行して、災害予測・低減に役立つシステムを設計
 地すべり災害・水害に関する地形要因、発災歴、降水量等の統計データを収集・評価し、統合データベースとして構築する。また、発生危険域と危険度の評価や地図化、事前対策や早期警戒・避難等、被災低減化を支援するシステムを構築していく。

研究実施風景

南アフリカ側の研究チーム

Kelantan川中流域:洪水時には家の床まで水位上昇

送電線鉄塔基部の崩壊:斜面崩壊は多発しており、道路の破壊や遮断、送電線鉄塔の損壊により、社会インフラに脅威を与えている。

送電線鉄塔基部の崩壊:斜面崩壊は多発しており、道路の破壊や遮断、送電線鉄塔の損壊により、社会インフラに脅威を与えている。

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

中間評価報告書 終了時評価報告書 追跡調査報告書

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