エルサルバドル共和国 /メキシコ合衆国
京都大学
エルサルバドル国立大学、メキシコ国立自治大学
令和5年度(2023年度)
5年間
本研究は、エルサルバドルおよびメキシコ太平洋岸の国際港湾都市を対象に、地震観測と地震・津波複合災害リスク評価*に基づいたリスク軽減策を提案・実装することを目的とする。まずは、中米海溝を対象とした海底・陸上・測地観測結果から地震シナリオを作成し、強震動モデリングと津波浸水シミュレーションにより、国際港湾都市の直接被害の推定を行う。これに基づき地震・津波による危険物の流出・火災拡大シミュレーション、化学物質の流出シミュレーション、サプライチェーンの被害と経済影響評価を行う。さらに、リスク軽減のための工学的対策と効果的な津波避難を提案し、各関係機関・住民とコミュニケーションを取りながら社会実装を図る。こうしてリスク軽減を行うことにより、国際港湾都市の持続的発展への貢献を目指す。
*ここでの複合災害とは、津波火災、化学物質の流出と津波による拡散、サプライチェーンを介した地域的・地球規模的経済被害を含む。
防災
災害に強い社会を発展させるためのトルコにおける研究と教育の複合体の確立―マルテスト
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
熱発光地熱探査法による地熱探査と地熱貯留層の統合評価システム
生物資源
バナナ萎凋病の診断・警戒システムと発病制御戦略の構築と実装
防災
持続可能なエネルギー供給と極端気象災害の早期警報のための電荷分布リアルタイム3Dイメージングと雷活動予測