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材料革新に基づく持続可能なエネルギー・資源・水回収型パームオイル搾油廃水(POME)処理システムの開発

環境・エネルギー(地球規模の環境課題)

マレーシア

材料革新に基づく持続可能なエネルギー・資源・水回収型パームオイル搾油廃水(POME)処理システムの開発

パームオイル搾油廃水から水・電力・ミネラル資源を回収せよ!

  • SDGs06
  • SDGs07
  • SDGs13

研究代表者

    • 吉田 奈央子

      名古屋工業大学 大学院工学研究科 准教授
    • researchmap
    • アーマッド・ファウジ・イスマイル

      マレーシア工科大学 副学長

相手国

マレーシア

国内研究機関

名古屋工業大学、京都大学

相手国研究機関

マレーシア工科大学、マレーシア・パーム油委員会、 テナガ・ナショナル研究所、マレーシア国立水力研究所

採択年度

令和4年度(2022年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

材料革新×メタン発酵・電気生産・光合成=資源回収型水処理
マレーシアは世界第2位のパーム油生産国である一方、搾油廃水による水質汚濁が指摘されている。本課題では、搾油廃水からメタンガス生産ならびに微生 物燃料電池による電力回収を行い、栄養塩を光合成により回収するとともに、処理水から再生水を製造するシステム開発を目指す。各プロセスで微生物反応を促進または抑制する、または対象物質の分離機能を高めた材料の開発により高効率な資源回収型水処理を確立する。

廃水処理を新たな価値を創造する資源循環システムに
従来のエネルギー消費型廃水処理を資源循環プロセスに転換して、水質汚濁問題の解決のみならず温室効果ガスを大幅に削減しパーム油産業の持続可能性を強化できる。これにより、ひろく光合成による炭素固定で生み出される燃料生産の静脈インフラとして重要なモデルケースとなる。

研究実施風景

イメージ1

テナガ・ナショナル研究所訪問

イメージ2

パームオイル搾油廃水処理場の様子

イメージ3

パーム農園の様子

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

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