SCIENCE AGORA

概要

企画タイトル バイキンズワールド2020
Title Baikins' World 2020
企画概要 2020年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で、感染症に対する関心が再度高まるきっかけとなりました。 しかしながら、感染症の課題は新型コロナウイルス感染症だけではありません。 30年後の2050年には薬剤耐性菌による死亡者が全世界で1000万人を超えるといわれています。 これは、がんによる死亡よりも多い推計です。 2015年から、サイエンスアゴラを通じて薬剤耐性菌を分かりやすく伝えてきました。 2019年に、薬剤耐性対策普及啓発活動の文部科学大臣賞を受賞いたしました。
出展者名 大阪市立大学×ノウション
Exhibitor Osaka City University and Notion
企画番号 Y-18
配信日時 録画済み動画
登壇者プロフィール
    氏名 金子幸弘
    所属 大阪市立大学大学院医学研究科細菌学 教授
    略歴 1997年長崎大学医学部卒業後、関連病院での研修、内科勤務、大学院修了後に渡米し、アイオワ大学、ワシントン大学で緑膿菌という細菌の研究をしました。 帰国後は、国立感染症研究所生物活性物質部(のちの真菌部)を経て、現職となっております。 本職の研究・教育の傍ら、自身の研究内容を通じた社会貢献活動(アウトリーチ活動)にも力を入れています。 LINEスタンプの作成などでは染方史郎(菌の染め方を知ろう、というオヤジギャグです)というクリエーター名を用いて活動しています。 2019年には、薬剤耐性菌をわかりやすく伝える活動が評価され、文部科学大臣賞を受賞いたしました。
プログラム
  •  2015年から続いているシリーズ「バイキンズワールド」の2020年度版です。 2020年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で、感染症に対する関心が再度高まるきっかけとなりました。 そこで、まず、新型コロナウイルス感染症など身近な感染症をとりあげて説明いたします。
  •  その次に、アウトリーチ活動のテーマである薬剤耐性菌について、わかり易くお伝えします。
  •  そして、最後におたのしみ企画です。動画配信ですので、当初企画していたクイズ大会は、少し変更を加えて提供させていただきたいと思います。 ノベルゲームも紹介するだけになるかもしれませんが、できるだけ楽しめるよう工夫いたしますので、是非、ご覧いただければと思います。

出展レポート

出展企画内で行われた対話の内容や今後の活動における課題や展望

薬剤耐性菌が今後社会問題になる可能性があるため、一般の方にもわかりやすく伝えたいと活動をしています。
動画ではありましたが、できるだけ臨場感を出す工夫をして撮影しました。
対話がありませんでしたので、後からご意見をいただくという形ではありましたが、楽しんでいただいたとのコメントがありました。

動画という状況で、伝えることの難しさを改めて感じました。楽しみつつも、伝えるべきことが伝わるように、今後の活動に活かしたいと思います。

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