環境・エネルギー(地球規模の環境課題)

ベトナム社会主義共和国

水汚染耐性のある水供給システムの構築

ひどく汚れた川の水を
安心して飲める水に!

  • SDGs06
  • SDGs11
  • SDGs13

研究代表者

    • 藤岡 貴浩

      長崎大学 大学院工学研究科 教授
    • researchmap
    • トラン・ティ・ヴィエト・ナー

      ハノイ建設大学 環境工学部 准教授

相手国

ベトナム社会主義共和国

国内研究機関

長崎大学、北九州市立大学、龍谷大学、産業技術総合研究所、京都大学、協和機電工業株式会社、協和機電ベトナム、株式会社フソウ、 三菱ケミカルアクア・ソリューションズ株式会社

相手国研究機関

ハノイ建設大学、ハイフォン水道公社、トゥイロイ大学、ハノイ建築大学、ベトナム上下水道協会、建設省、DNPウォーター

採択年度

令和4年度(2022年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

高度浄水処理方法の初期費用と運転費用を80パーセント低減!
ベトナムを含む東南アジア地域では水道水源である河川の水質汚染が進んでおり、一般的な浄水処理方法では水道水の安全性を確保できなくなっている。さらに、汚染物質の除去が可能である高度な浄水処理方法は、その初期投資と運用費用が共に高止まりしているため、開発途上国に普及していない。そこで本研究では、安価・超省エネ・現地調達を実現する高度浄水処理方法と、水の安全性をオンラインで監視する水質計測技術を開発する。

住民と産業への持続的な水供給を実現
高度浄水処理を開発途上国の水道施設(浄水場、商業ビル、工業用水を使用する産業)に普及させ、安全で安価な水が住民と産業に持続的に供給される社会の実現に貢献する。また、現地の本邦企業/法人に安価な高度処理水を供給して彼らの生産活動の進展に寄与する。

研究実施風景

イメージ1

JICA無償資金協力事業によって導入された水道設備の視察

イメージ2

ハイフォン市全体の浄水場の運転状態を監視できるモニター

イメージ3

河川水質の汚染状況の調査

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

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