メキシコ合衆国
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メキシコ環境・気候変動庁(INECC)
平成22年度(2010年度)
5年間
日本とメキシコの違いを包括的に分析し、大気汚染対策を立てる
メキシコシティは、1990年代初めまで排気ガスによる大気汚染の被害が深刻であったが、環境改善事業により危機的状況は脱出した。しかし近年、オゾン等の化学物質がお互いに反応して健康被害を引き起こす、新たな大気汚染が問題になっている。そこで大気汚染の発生源や、気象・地形、近隣国からの汚染大気の流入・自国からの流出状況について、メキシコと日本の状態を比較し、メキシコに有効な大気汚染対策の提案を試みる。
メキシコを出発点として、世界の大気をきれいにしていく
大気汚染物質の成分を測定するシステムや、人体への影響を測るシステムの開発に取り組んでいる。将来的には、中南米地域のリーダーとなるメキシコから近隣諸国にこれらの手法を普及促進し、 地域と地球の大気環境改善につなげる。
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
水汚染耐性のある水供給システムの構築
防災
メキシコ沿岸部の巨大地震・津波災害の軽減に向けた総合的研究
生物資源
バナナ萎凋病の診断・警戒システムと発病制御戦略の構築と実装
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
カンボジアにおける大気汚染リスク管理プラットフォームの構築