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カンボジアにおける大気汚染リスク管理プラットフォームの構築

環境・エネルギー(地球規模の環境課題)

カンボジア王国

カンボジアにおける大気汚染リスク管理プラットフォームの構築

カンボジアの大気汚染を解決する人材を育成せよ!
観測、分析、そして対策へ

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研究代表者

    • 古内 正美

      金沢大学 理工研究域 教授
    • researchmap
    • ポ キムト

      カンボジア工科大学 学長

相手国

カンボジア王国

国内研究機関

金沢大学、長崎大学、大阪公立大学、大阪大谷大学

相手国研究機関

カンボジア工科大学、衛生科学大学、国立経営大学、環境省

採択年度

令和3年度(2021年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

大気汚染を科学する最先端の観測網と人材育成体制の構築
カンボジアでは経済発展に伴い道路交通や建設工事の増加、無秩序な野焼き等が原因となって大気汚染が深刻化しているが、こうした現状を科学的な理解に基づいて正しく評価・改善できる人材が不足している。本プロジェクトでは、カンボジア工科大学や同国環境省等の関係機関と協力して大気汚染観測網と評価・研究施設を整備し、大気汚染による環境リスクを将来にわたって持続的に低減するための人材育成・政策提言体制を構築する。

鍛え上げられた人材が、大気環境を改善する
本研究で実施する共同研究を通して、構築した大気汚染モニタリング網を持続的に維持管理する技術者や、観測データに基づいて最先端の研究を自立して行う研究者の育成を進める。得られた環境情報を広く市民へ公開し、これらに基づいて健康リスク低減のための政策提言を取りまとめる。

研究実施風景

イメージ1

夕方の激しい交通渋滞(ITC近隣交差点)

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建設工事で急速に変貌するプノンペン市内とGPS受信テスト(ITC屋上から)

イメージ3

カンボジア環境省屋上に設置された大気汚染モニタリングサイトの視察

イメージ4

カンボジアの大気汚染に関するSATREPS プロジェクト・キックオフミーティング(ITC, 19, Sep.2022)

イメージ5

ITCサイエンティフィックディでの研究代表者によるプロジェクト紹介

イメージ6

カンボジア環境省屋上に設置されたPM2.5モニターの視察

イメージ7

参加機関代表メンバーによる研究方針策定会議

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

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