ヤニーナ・ガルシア・スカバール
国立気象局 研究員アルゼンチン共和国
理化学研究所、大阪大学、土木研究所 水災害・リスクマネジメント国際センター
国立気象局、国立水文局、ブエノスアイレス大学、アルゼンチン東北大学、コルドバ大学、 危機管理局(コルドバ州)、危機管理局(ブエノスアイレス州)
令和3年度(2021年度)
5年間
都市の豪雨洪水防災のためのトータルパッケージを開発
豪雨や洪水による災害は、気候変動とも関連し、リスクが地球規模で増大している。特にインフラや建造物等が発展途上な地域や、人口が集中する都市は、脆弱である。本研究では、豪雨洪水防災のための観測・予測・伝達・活用・行動のトータルパッケージを開発し、大都市域ブエノスアイレス及びコルドバを対象として社会実装する。気象水文観測網と計算機の整備、予測・伝達システムの開発、住民への防災教育、専門人材育成を行う。
豪雨・洪水情報の伝達・活用で人々の防災行動につなげる
対象地域での被害軽減が明らかとなり、さらにアルゼンチン全域に波及する。またアルゼンチンでの成功が、地球規模で適用可能な豪雨洪水防災の礎、端緒となり、将来的には、さらに高度化を続けながら地球規模に展開していくことで、地球規模の課題解決に貢献する。
防災
南西太平洋島嶼国における広域火山災害リスク軽減プロジェクト
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
南米における大気環境リスク管理システムの開発
防災
北中米太平洋沿岸部における巨大地震・津波複合災害リスク軽減に向けた総合的研究
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
トンレサップ湖西部水田における広域的水田水管理システムの確立による温室効果ガス排出削減技術の開発と社会実装