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地震直後におけるリマ首都圏インフラ被災程度の予測・観測のための統合型エキスパートシステムの開発

防災

ペルー共和国

地震直後におけるリマ首都圏インフラ被災程度の予測・観測のための統合型エキスパートシステムの開発

センサーで地震と津波の被害がすぐにわかるシステムを作る!

  • SDGs09
  • SDGs11

研究代表者

    • 楠 浩一

      東京大学 地震研究所 教授
    • researchmap
    • カルロス サバラ

      ペルー国立工科大学 日本-ペルー地震防災研究センター 教授

相手国

ペルー共和国

国内研究機関

東京大学、産業技術総合研究所、東北大学、千葉大学、東京工業大学、名古屋大学

相手国研究機関

ペルー国立工科大学、ペルー地球物理研究所、水路航路局、住宅建設衛生省、上下水道局、運輸通信省、国家航空宇宙研究開発機構、国家災害リスク評価軽減庁、国家防災庁、教育省、健康省、リマ首都政府

採択年度

令和2年度(2020年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

地震災害におけるリマ市の災害対応のための判断を迅速化させる
地震・津波災害は突然発生し、その影響は広範囲にわたる。災害対応としては、被害の全容をいち早く把握することが重要である。しかし、地震・津波の発生や建物被害、インフラ被害などの状況把握は、それぞれが別々に、主として目視や手作業で行われてきた。そこで、今日のセンサー技術を駆使して、災害の発生から被害状況までをいち早く把握し、その結果をすばやく地理情報システムに統合して表示するシステムの開発を行う。

地震・津波による被害の全容をすぐにつかみ適切な対応が取れる
地震・津波災害の発生状況から建物・インフラの被害状況までを災害発生後に速やかに把握し、得られた情報を統合して災害対策実施者に表示するリアルタイム災害情報統合システムの開発は、逃げ遅れによる被災者の大幅低減に貢献するとともに、世界の地震国への適用が期待できる。

研究実施風景

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CISMIDの構造実験棟.構造関係の研究の中心となる

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コロナの影響で、オンライン会議を活用

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研究の対象地域

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駐ペルー大使をCISMIDにお迎えしてのセレモニー

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

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