スデシュ・クマール
マレーシア理科大学 生物学部 教授マレーシア
国際農林水産業研究センター(JIRCAS)、株式会社IHI、広島大学、国立環境研究所、パナソニック株式会社、日新商事株式会社
マレーシア理科大学(USM)、マレーシアパームオイル庁(MPOB)、マレーシア森林研究所(FRIM)、マレーシア標準工業研究所(SIRIM)
平成30年度(2018年度)
5年間
パーム農園が抱える諸問題の解決に向けたパーム古木利用技術開発
マレーシアは世界のパーム油の約3割を生産している。経済寿命を迎えて伐採され、農園内に放置されたオイルパーム古木(OPT)は、土壌病害の蔓延や分解に由来する温室効果ガスの発生や、新たな農園開墾に伴う熱帯林伐採等を引き起こす。本研究では、OPTの放置がもたらす影響を科学的、経済的に評価するとともに、バイオガスや生分解性素材等、多様な高付加価値製品を製造する技術を開発することで、OPTの高度資源化を達成する。
OPT利用技術開発による持続的農園経営の実現と新たな産業創出
マレーシアと日本における産学官連携を基盤に、OPTを活用した高付加価値製品の製造技術を開発することでOPTの資源価値を高め、新たな産業の創出を図る。伐採したOPTの搬出・利用が進み、パーム農園内での再植林が可能になるため、持続的なパーム農園経営の実現に貢献できる。
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
水汚染耐性のある水供給システムの構築
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
材料革新に基づく持続可能なエネルギー・資源・水回収型パームオイル搾油廃水(POME)処理システムの開発
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
食と環境の安全・安心を実現するハイテク簡易オペレーション分析デバイスの開発と人材育成
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
アンデス-アマゾンにおける山地森林生態系保全のための統合型森林管理システムモデルの構築