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スマートマイニング+による環境破壊を引き起こさない持続可能な環境調和的鉱山開発システムの構築

環境・エネルギー(地球規模の環境課題)

カザフスタン共和国

スマートマイニング+による環境破壊を引き起こさない持続可能な環境調和的鉱山開発システムの構築

「スマートマイニング+」で鉱山をデータ化、汚染ゼロを目指せ!

  • SDGs12
  • SDGs06
  • SDGs07

研究代表者

    • 川村 洋平

      北海道大学 大学院工学研究院 教授
    • researchmap
    • フィデリス スローニ

      ナザルバエフ大学 鉱山地質学部 教授

相手国

カザフスタン共和国

国内研究機関

北海道大学、秋田大学、筑波大学、産業技術総合研究所

相手国研究機関

ナザルバエフ大学

採択年度

令和6年(2024年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

鉱山環境を“見える化”し汚染リスクに即時対応可能な体制を構築

資源大国であるカザフスタンの鉱山では、開発に伴う地下水汚染や粉塵、大気汚染などが深刻化しており、持続可能な資源開発が課題となっている。そこで、日本の鉱山環境管理技術とICTを融合し、鉱山全体を“見える化”する「スマートマイニング+」を構築する。ドローンやセンサで収集した環境データをもとに、デジタルツインとAIによってリスクを可視化・分析し、現場で即時に対策を講じる仕組みを現地鉱山へ実装する。

持続可能で環境調和的な鉱山開発モデルの構築と実装

鉱山開発由来の環境汚染を未然に防ぎ、即時対応を可能にする管理手法確立により、カザフスタンでの持続可能な鉱山開発を実現する。さらに、我が国が強みを有する鉱山環境管理技術やICTの国際的な展開を促進し、世界鉱業の規範となる環境破壊対策および脱炭素社会に貢献する。

研究実施風景

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産業建設省で副大臣にプロジェクトを説明

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VRシアターを設置するナザルバエフ大学の建物外観

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VRシアターを設置するナザルバエフ大学の建物内観

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

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