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ミャンマーにおけるイネゲノム育種システム強化

生物資源

ミャンマー連邦共和国

ミャンマーにおけるイネゲノム育種システム強化

イネゲノム育種システムを構築して非灌漑地域適応イネを開発せよ!

  • SDGs02
  • SDGs15

研究代表者

    • 吉村 淳

      九州大学 大学院 農学研究院 特任教授
    • researchmap
    • ナイン チー ウィン

      農業畜産灌漑省 農業研究局 所長

相手国

ミャンマー連邦共和国

国内研究機関

九州大学、名古屋大学、岡山大学

相手国研究機関

農業畜産灌漑省農業研究局(DAR)他

採択年度

平成29年度(2017年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

非灌漑稲作地域に適応した高性能のイネ品種の開発と普及
ミャンマーでは多様な稲作が営まれており、天水に頼りながら稲作を営む低地や畑地などの非灌漑稲作地域はミャンマーのイネ作付面積の約50%を占める。本プロジェクトでは、イネゲノム育種システムの強化を図り、短期生育性、高収量性、病虫害抵抗性、環境ストレス耐性等の有用遺伝子を地域適応型イネに導入して、ミャンマーの自然・社会経済環境に適した高性能の非灌漑地域適応型イネ品種を開発し、普及する。

イネゲノム科学の成果でアジアの安定と地球規模の飢餓軽減に貢献
イネゲノム科学の振興や品種改良を通して、ミャンマー農村部の生計向上を図ることは喫緊の課題である。開発される非灌漑地域適応型の高性能イネ品種が、ミャンマーにとどまらず世界各地に分布する非灌漑地域へ普及すれば、地球規模の飢餓軽減への貢献が期待される。

研究実施風景

イメージ1

様々な非灌漑栽培環境ごとに改良対象となったミャンマー在来のイネ品種

イメージ2

改良対象のミャンマー地方品種と日本育成の有望系統群を作付けする

イメージ3

改良対象のミャンマー地方品種と日本育成の有望系統とを交配(かけ合わせ)する

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

中間評価報告書

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