キン タン ユー
ヤンゴン工科大学 前副学長ミャンマー連邦共和国
東京大学、北海道大学、東北大学、慶應義塾大学
ヤンゴン工科大学(YTU)、ミャンマー工学協会(MES)、社会福祉・救済復興省 救済復興局(RRD)、運輸省 気象水文局(DMH)、運輸省 水資源・河川系開発局(DWIR)、建設省(MOC)、農業灌漑省 灌漑局(ID)、ヤンゴン市開発委員会(YCDC)、マンダレー工科大学(MTU)、他
平成26年度(2014年度)
5年間
都市の災害リスクを評価し、将来の災害に備える
ミャンマーでは国土や都市の大規模な開発が進行しつつあるが、都市人口の拡大や気候変動による災害リスクの増大が問題となっている。本課題では、開発に伴う地形や地盤、都市環境の変化等をモニタリングし、将来的な災害脆弱性を評価するシステムを開発する。事前に災害リスクを洗い出すことで、的確な地域開発計画や防災対策の策定に資することを目指すとともに、ミャンマー政府の災害対応力強化を支援する。
研究成果の普及に努め、アジア各国の災害対応力の向上に貢献する
安全な都市の形成には産学官の連携が不可欠である。これを推進する産学官連携協議会の設立準備を進めている。また、本協議会の活動の核となる研究センターがヤンゴン工科大学に設立された。ミャンマーでの課題解決がモデルとなり、アジア各国の災害対応力の向上が期待される。
水害リスクを減らすための現地の試みを調査(Wagadokダム)
研究センターが設立されたYTUの研究棟
ミャンマー最大の都市ヤンゴン
防災
南西太平洋島嶼国における広域火山災害リスク軽減プロジェクト
生物資源
ミャンマーにおけるイネゲノム育種システム強化
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
未利用天然ゴムの種の持続的カスケード利用による地球温暖化およびプラスチック問題緩和策に関する研究
生物資源
デジタルプラットフォームを活用したルーメン微生物フローラと草地管理の最適化による牛肉バリューチェーン創出プロジェクト