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在来知と生態学的手法の統合による革新的な森林資源マネジメントの共創

環境・エネルギー(地球規模の環境課題)

カメルーン共和国

終了

在来知と生態学的手法の統合による革新的な森林資源マネジメントの共創

地域住民とともにつくる!アフリカ熱帯雨林の未来

  • SDGs15
  • SDGs12
  • SDGs13

研究代表者

    • 安岡 宏和

      京都大学アフリカ地域研究資料センター 准教授
    • researchmap
    • ンド ユニス ゴルダ ダニエル

      農業開発研究所 シニアリサーチオフィサー

相手国

カメルーン共和国

国内研究機関

京都大学(アフリカ地域研究資料センター)

相手国研究機関

農業開発研究所、チャン大学

採択年度

平成29年度(2017年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

在来知と科学知の協働による資源利用モデルの考案と住民の主体化
自然資源の持続的利用が重視されるカメルーン東南部の熱帯雨林にて、カメラトラップにより野生動物の生息密度を高精度で推定し、住民自身によるモニタリングを軸とする野生動物の持続的利用モデルを考案する。また、有望な非木材森林産品(NTFP)の生産・加工方法を標準化し、その持続的生産モデルを構築する。さらに、これらモデルを運用する人材を育成して地域への定着を図ると共に、政策実装をカメルーン政府に提言する。

野生動物と非木材森林産品の持続的利用をとおした生物多様性保全
地域住民の主体的参画にもとづく森林資源マネジメントが確立されることにより、野生動物と非木材森林産品をふくむ多様な森林資源の持続的利用と、森林産品の商品化をとおした地域住民の持続的な生活向上を両立しつつ、コンゴ盆地の熱帯雨林における生物多様性保全が促進される。

研究実施風景

イメージ1

ブッシュミートを燻製にしているバカ・ピグミーの男性

イメージ2

もっとも重要なNTFPであるイルヴィンギア(アフリカンマンゴー)のナッツを乾燥させている少女たち

イメージ3

森林資源のモニタリング方法に関するプロジェクトサイトの地域住民との話し合い

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

中間評価報告書 終了時評価報告書

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