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フィリピンにおける極端気象の監視・情報提供システムの開発

防災

フィリピン共和国

終了

フィリピンにおける極端気象の監視・情報提供システムの開発

超安価な画期的観測手段の導入で集中豪雨と台風を高精度監視!

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研究代表者

    • 高橋 幸弘

      北海道大学 大学院理学研究院 教授
    • researchmap
    • フランツ アスンタ デ レオン

      フィリピン科学技術省 先端科学技術研究所 所長

相手国

フィリピン共和国

国内研究機関

北海道大学、東京都立大学

相手国研究機関

フィリピン科学技術省 先端科学技術研究所、フィリピン大学ディリマン校

採択年度

平成28年度(2016年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

世界最高密度の雷観測網の構築と超小型衛星による雲立体撮影法の確立
雷雨や台風による降雨は東南アジア等を中心に大規模な災害を引き起こしているが、それらの高精度な活動把握や予測は、従来の地上観測や気象衛星、最先端の気象レーダーを用いても極めて困難である。プロジェクトでは、マニラ首都圏を中心にフィリピン全土をカバーする世界最高密度となる60カ所の雷観測網を構築し、超小型衛星の機動的運用によるかつてない精度の雲立体撮影法を確立することで、豪雨予測を飛躍的に向上させる。

雷雲や台風の3次元構造を世界最高精度で監視する手法を確立
超安価な地上の高密度観測網と従来衛星の1/100程度の超小型衛星の連携運用という手法は、豪雨のみならず多くの災害や農林水産業、大気・海洋汚染等の環境監視でも絶大な力を発揮する。その実用モデルを、世界に先駆けてフィリピンに構築し世界に向けて提案する。

研究実施風景

イメージ1

PAGASAでの気象観測装置設置場所の現地調査

イメージ4

マニラ市内における気象観測装置設置場所の現地調査

イメージ2

マニラ市内の橋の欄干での環境計測

イメージ2

国内での気象観測装置の実証試験

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

中間評価報告書 終了時評価報告書

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