イムナン ゴルブー
パラオ国際サンゴ礁センター センター長パラオ共和国
琉球大学
パラオ国際サンゴ礁センター(PICRC) 、パラオ短期大学 (PCC)
平成24年度(2012年度)
5年間
グローカルな視点で、持続可能なサンゴ礁島嶼系の将来像を探る
パラオを含めた太平洋州は豊かなサンゴ礁生態系を有し、世界有数の生物多様性を誇る。しかし、気候変動や海洋酸性化等の地球規模の環境変動に加え、沿岸開発・水質汚染等、地域開発の影響が問題となりつつある。本プロジェクトでは、グローバルとローカル両方の視点で、環境モニタリング、サンゴ礁島嶼生態系への影響評価、社会科学的評価、生物多様性への影響評価等を行い、持続可能な島嶼社会システムのあり方の提言を行う。
地球を救う具体策を提示できる可能性を秘めたプロジェクト
島嶼系サンゴ礁生態系の構造を理解することで、地元主導でのサンゴ礁の保全、持続的な管理システムの構築を目指す。それに伴い、専門的知識を持った人材も育成する。気候変動の影響を直接受けるサンゴ礁島嶼系は、人類が対応すべき縮図を備えており、地球全体のモデルとなりうる。