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次世代の食糧安全保障のための養殖技術研究開発

生物資源

タイ王国

終了

次世代の食糧安全保障のための養殖技術研究開発

タイと日本の二人三脚で
養殖業の未来を切り開け!

  • SDGs02
  • SDGs14

研究代表者

    • 岡本 信明

      東京海洋大学 特任教授
    • researchmap

相手国

タイ王国

国内研究機関

水産総合研究センター、国際農林水産業研究センター

相手国研究機関

水産局(DOF)、カセサート大学(KU)、チュラロンコン大学(CU)、ワライラック大学(WU)

採択年度

平成23年度(2011年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

今ある課題を、次世代型の養殖システムで解決する
 近年、魚介類の養殖生産は世界的に急増しており、総生産量の5割近くに達している。しかし養殖の現場では感染症の多発や飼料の確保、安全性の保証等で多くの問題が出ており、これらを解決する次世代の養殖技術が待ち望まれている。そこで、アジアにおいて養殖業をリードするタイと日本が協力し、市場ニーズの高いハタ、スズキ、クルマエビ類等を対象に、バイオテクノロジーの技術を取り入れた食糧増産システムをつくる。

従来、魚類では行われてこなかった育種技術にも挑戦
 分子遺伝学的情報を活用して魚類の育種を試み、成長が早く病気やストレスに強い品種開発を目指す。また親魚から異種の魚の卵や精子を作らせる借り腹養殖を行い、養殖困難種の育成に挑む。その他、魚粉に替わる飼料作りや感染症の予防技術、生産物の安全確保等、包括的な技術を開発する。

研究実施風景

タイ水産局クラビステーションで飼育されている100kg超のジャイアント・グルーパー。美味ナンバーワンのハタの仲間。

タイ水産局クラビステーションで飼育されている100kg超のジャイアント・グルーパー。美味ナンバーワンのハタの仲間。

タイ国の養殖場風景

SATREPSを支える確かな飼育技術。
未来を見つめるタイの技術者。

本事業「次世代の食糧安全保障のための養殖技術研究開発」の研究実施概要

本事業「次世代の食糧安全保障のための養殖技術研究開発」の研究実施概要

タイ国の養殖場風景

タイ国の養殖場風景

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

中間評価報告書 終了時評価報告書 追跡調査報告書

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