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アフリカ半乾燥地域における気候・生態系変動の予測・影響評価と統合的レジリアンス強化戦略の構築

環境・エネルギー(地球規模の環境課題)

ガーナ共和国

終了

アフリカ半乾燥地域における気候・生態系変動の予測・影響評価と統合的レジリアンス強化戦略の構築

異常気象に負けない農村づくり ― 「ガーナモデル」をアフリカに!

  • SDGs13
  • SDGs09
  • SDGs15

研究代表者

    • 武内 和彦

      東京大学 サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S) 機構長
    • researchmap

相手国

ガーナ共和国

国内研究機関

京都大学、国際連合大学

相手国研究機関

ガーナ大学(UG)、ガーナ開発学大学(UDS)、ガーナ気象庁(GMet)

採択年度

平成23年度(2011年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

気候と生態系の変動が社会へ与える影響を軽減する「適応策」に注目が集まる
 地球規模の気候と生態系の変動に対処するには、社会経済や資源管理の基盤が弱い途上国で変動に適応していく策を講じることが不可欠である。そこでガーナでも特に発展の遅れている北部乾燥地域で、気候や生態系が変動しても経済や資源を一定レベルに保てる管理基盤の構築に挑む。具体的には国内の降雨量や異常気象、生態系等の調査を行い、農村開発や、主要河川であるボルタ河の洪水・干ばつへの対応、南部地域との経済格差の解消等に努める。

ガーナ発の統合的なレジリエンス強化戦略を半乾燥地域に拡大
 気候・生態系調査と併せて主要作物も調査し、気候変動による農業への影響を予測、ボルタ河の氾濫や干ばつに対処しうるインフラの整備に取り組む。異常気象や災害に対するレジリエンス(回復能力)を高め、これらの強化戦略を「ガーナモデル」としてアフリカの半乾燥地域へ応用していく。

研究実施風景

アッパーイースト州乾期農業推進に向けて

洪水に対応できる村づくり

アッパーイースト州乾期農業推進に向けて

災害に対してレジリエンスの高い農業を日本の研究者・ 郡政府担当者・農民グループが共同で模索する。

ノーザン州ジャンガコミュニティでの共同会議

ノーザン州ジャンガコミュニティでの共同会議

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

中間評価報告書 終了時評価報告書 追跡調査報告書

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