インドネシア共和国
東北大学、名古屋大学、京都大学、富士常葉大学
インドネシア科学研究院(LIPI)
平成20年度(2008年度)
3年間
250人もの研究者が一堂に会し、総合的な防災対策に取り組む
インドネシアは日本とよく似た地震・火山国であり、両国の250人に迫る研究者が知識と技術を集積させることで、これまでにない総合的な防災体制の確立を目指す。従来のように地震・津波及び火山噴火の予測研究を行うだけでなく、災害情報の迅速な伝達経路の確立、地盤の液状化対策等を進め、災害に強い社会作りを多角的な視点から支援する。さらに研究成果を防災教育や啓蒙活動、国家施策にまで反映させ、総合的な地震火山防災力の向上を図る。
共同研究で生まれた防災技術は、日本にも還元可能
これまでに、活断層調査による地震発生履歴の解明や、詳細な津波ハザードマップの作成、噴火の短期予測の成功、津波防潮林の実地試験等の成果をあげている。最終的な目的は、インドネシアと日本の両国で、地震や津波、噴火による災害を軽減することである。
防災
南西太平洋島嶼国における広域火山災害リスク軽減プロジェクト
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
フードエステート廃棄物の変換技術によるバイオ循環経済の樹立
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
未利用天然ゴムの種の持続的カスケード利用による地球温暖化およびプラスチック問題緩和策に関する研究
防災
北中米太平洋沿岸部における巨大地震・津波複合災害リスク軽減に向けた総合的研究