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フードエステート廃棄物の変換技術によるバイオ循環経済の樹立

環境・エネルギー(カーボンニュートラル)

インドネシア共和国

フードエステート廃棄物の変換技術によるバイオ循環経済の樹立

  • SDGs12
  • SDGs13
  • SDGs17

研究代表者

    • 荻野 千秋

      神戸大学 大学院工学研究科 応用化学専攻 教授
    • researchmap

相手国

インドネシア共和国

国内研究機関

神戸大学

相手国研究機関

国家研究イノベーション庁生命システム進化学研究センター

採択年度

令和5年度(2023年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

本研究は、インドネシア大規模農園「フードエステート」から排出される廃棄物(排水、固形残渣、油脂成分)を、微生物機能によって燃料・化学品へ変換し、有価物として再循環させる。そして、環境調和型バイオプロダクトによる新規産業を創出することで、バイオ循環経済の樹立を目指す。その実現に向けて、以下4つのサブテーマを実施する。(1)農業廃棄物画分からのバイオ燃料およびバイオ化学品の生産、(2)二次排水の水質浄化と付加価値製品の生産、(3)バイオ循環経済の環境・社会・経済インパクトの評価、(4)提案する新規技術の社会実装と実現可能性の検証。(1)(2)では、廃棄物からバイオ燃料とバイオ化学品等を製造し、(3)(4)では、社会科学的評価をもとに、新技術が社会実装されるための現実的なプロセスを整理する。これらにより、温室効果ガスを含めた環境汚染物質の発生を抑制し、バイオ由来素材による循環経済の確立を目指す。

研究実施風景

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

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