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フードエステート廃棄物の変換技術によるバイオ循環経済の樹立

環境・エネルギー(カーボンニュートラル)

インドネシア共和国

フードエステート廃棄物の変換技術によるバイオ循環経済の樹立

インドネシアの農業と連携した新しい化学産業を創りだせ!

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研究代表者

    • 荻野 千秋

      神戸大学 大学院工学研究科 応用化学専攻 教授
    • researchmap
    • プスピタ リズディヤンティ

      国家研究イノベーション庁 生命システム進化学研究センター 研究教授

相手国

インドネシア共和国

国内研究機関

神戸大学、国際農林水産業研究センター、島根県立大学

相手国研究機関

国家研究イノベーション庁、バンドン工科大学、ランプン大学、パジャジャラン大学

採択年度

令和5年度(2023年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

農業残渣を微生物の力で燃料や化学品に変換

農業が盛んなインドネシアでは、パイナップル、キャッサバ、パームなど様々な農作物が大規模に生産されている。しかし、その加工の過程で大量の残渣(排水、固体残渣、油など)が発生する。これら残渣は、廃棄されるとメタンガスの発生源となり、地球温暖化の原因となる。本研究ではこの農業残渣を有効利用し、微生物の力でバイオ燃料やバイオ化学品への変換を目指す。そして、農業と連携した新しい化学産業を創る。

大規模農業から出る農業残渣を減らして、地球温暖化を防止

農業廃棄物を用いてバイオ燃料や化学品に変換されれば、今まで化石資源に依存していた化学産業を、農業と連携した新しい化学産業へとバージョンアップ出来る。この産業構造の変革は、日本の化学産業における資源確保と地球温暖化防止に大きなインパクトがある。

研究実施風景

イメージ1

農場から工場に運ばれてくるキャッサバ

イメージ2

インドネシア・バイオ燃料協議会との社会実装に向けた面談

イメージ3

パーム工場から廃棄される排水

イメージ4

バイオ燃料や化学品を製造する予定のベンチ
プラント

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

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