深層学習によって高精度なパタン認識・生成が可能になっただけでなく、柔らかな記号処理も可能になってきました。これまで、データから学習する「即応的知能」と記号・論理を用いる「熟考的知能」という人間の知能の2つの側面が、別々のAIシステムとして技術発展を遂げてきましたが、それらが統一的な考え方のもとで融合する可能性が見えてきたのです。本企画セッションでは、このようなAI進化の方向性について、招待講演2件とパネル討論によって論じます。
2020年6月9日(火) 15:20~17:00
A会場:熊本城ホール メインホール(熊本県熊本市中央区桜町3-40)
熊本での現地開催は中止、オンライン開催に変更されました。オンライン開催でのセッション聴講方法は大会ホームページに掲載されますので、そちらをご参照ください。
趣旨説明 |
福島 俊一(科学技術振興機構) 講演資料ダウンロード(PDF形式:1.8MB) |
講演 | 「世界モデルと記号処理」 松尾 豊(東京大学) |
講演 | 「確率的深層生成モデルによる実世界自律知能の創成に向けて ~記号創発ロボティクスが生み出す認知アーキテクチャ~」 谷口 忠大(立命館大学) |
パネル討論 | 中島 秀之(札幌市立大学) および上記登壇者 |
本セッションの内容を報告書にまとめました。
JSAI2020企画セッション報告書 「次世代AI研究開発 ―さらなる進化に向けて―」
「次世代AI研究開発(1) 基盤技術開発と産業・社会への展開」 2020年6月9日(火) 13:20~15:00
https://www.ai-gakkai.or.jp/jsai2020/ks#ks-06