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地中熱利用による脱炭素型熱エネルギー供給システムの構築

環境・エネルギー(カーボンニュートラル)

タジキスタン共和国

地中熱利用による脱炭素型熱エネルギー供給システムの構築

乾燥地で地中熱を活用 エネルギーアクセスと地球温暖化を解決!

  • SDGs07
  • SDGs13
  • SDGs06

研究代表者

    • 稲垣 文昭

      秋田大学 大学院国際資源学研究科 教授
    • researchmap
    • コディロフ アンヴァール

      科学アカデミー付属 科学・新技術革新開発センター 所長

相手国

タジキスタン共和国

国内研究機関

秋田大学、産総研、筑波大学、北海道大学、東洋大学、日本地下水開発(株)、ゼネラルヒートポンプ工業(株)、エクシオグループ(株)、D.D.L(株)

相手国研究機関

科学アカデミー付属 科学・新技術革新開発センター、エネルギー水資源省、産業新技術省、保健社会保障省、ドゥシャンベ市

採択年度

令和3年度(2021年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

乾燥地対応型地中熱ヒートポンプで持続可能な熱エネルギー供給を
炭化水素資源に恵まれないタジキスタンは、電力の96%を水力に依存する水資源大国であるが、エネルギーアクセスに課題を抱えている。とくに暖房需要が伸びる冬季は電力供給がひっ迫し、地方では電力供給が制限される。代わりにソ連時代より石炭が活用されているが設備が老朽化し、大気汚染及び地球温暖化の観点からもその利用は望ましくない。そこで、省エネでクリーンな地中熱ヒートポンプの乾燥地対応型を開発する。

地中熱の活用で、エネルギーアクセスを改善し地球温暖化を解決
地下水位が深く、土壌含水率が低いため活用されてこなかった乾燥地対応型の地中熱ヒートポンプ(タジキスタンモデル)の開発は、タジキスタンだけではなくアフガニスタンを含む周辺諸国の地球温暖化対策、エネルギーアクセスの解決に貢献する。

研究実施風景

イメージ1

地下水位調査

イメージ2

タジキスタン科学アカデミーで開催したキックオフシンポジウム(2022年6月)

イメージ3

井戸掘削会社との打ち合わせ

イメージ4

井戸掘削技術の調査

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

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