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持続可能なエネルギー供給と極端気象災害の早期警報のための電荷分布リアルタイム3Dイメージングと雷活動予測

防災

マレーシア

持続可能なエネルギー供給と極端気象災害の早期警報のための電荷分布リアルタイム3Dイメージングと雷活動予測

年間発雷200日超、最先端観測網による雷ナウキャストで被害を低減!

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研究代表者

    • 森本 健志

      近畿大学 理工学部 教授
    • researchmap
    • モハメド リデュアン アーメッド

      マレーシア・マラッカ技術大学 准教授

相手国

マレーシア

国内研究機関

近畿大学、中部大学、音羽電機工業(株)、電気通信大学、岐阜大学、福井大学

相手国研究機関

マレーシア・マラッカ技術大学、テナガ・ナショナル大学

採択年度

令和4年度(2022年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

雷雲内の電荷分布をリアルタイムで3Dイメージング
雷から放射される様々な周波数の電波を捉え、落雷の前兆となる雲内の微小放電から、その全貌を詳細に再現する観測ネットワークを構築する。雷放電がどこで始まり、どのように進展し、どこで終わるのかの3D観測データを高速処理し、雷雲内の電荷が蓄えられている場所と中和電荷量を推定する。高構造物への落雷とロケット誘雷実験で計測する雷撃電流波形で推定結果の検証と精度向上を行い、雷活動のナウキャストを実現する。

高度雷情報を、安定した電力供給と極端気象災害の早期警報に活用
高精度雷観測と短時間予測データを、停電や電圧変動が許されない現場でのバックアップ電源への切替えや、電力・通信設備の保守に活用する。雷活動と降雨の関係を調査し、洪水等の災害の原因となる豪雨の早期警報につなげる。マラッカ海峡沿岸を拠点に、成果を周辺地域へ展開する。

研究実施風景

イメージ1

UNITENで開催した雷シンポジウム2023

イメージ2

ロケット誘雷の成功事例

イメージ3

観測装置設置場所選定のため電波環境の予備測定を行っている様子

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

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