イスラム ラフィクル
バングラデシュ農業大学 土壌科学学科 教授バングラデシュ人民共和国
東京大学、農業・食品産業技術総合研究機構、秋田県立大学
バングラデシュ農業大学、バングラデシュ稲研究所、バングラデシュ原子力農業研究所、農業省農業普及局
令和3年度(2021年度)
5年間
高栄養価・低ヒ素米の育種基盤および栽培技術の構築
バングラデシュは世界でも有数のコメの生産・消費大国である。このことが、コメを介した有毒元素(ヒ素)の摂取による健康被害、コメに多く含まれない微量栄養素(鉄、亜鉛)の不足による欠乏症(隠れた飢餓)を引き起こし、大きな社会問題となっている。本プロジェクトでは、育種や水管理技術により、ヒ素をあまり含まない安全なコメや、鉄や亜鉛を多く含む栄養価が高いコメを生産する技術の確立を目指す。
安全で健康的なコメを当たり前のものに!
安全性・栄養価が高いコメの育種技術、栽培技術を確立し、バングラデシュで普及することにより、国民の健康の質が向上する。また、本プロジェクトにより得られる技術は、世界で同様の問題が生じている地域でも活用することができる。
生物資源
バナナ萎凋病の診断・警戒システムと発病制御戦略の構築と実装
防災
都市の急激な高密度化に伴う災害脆弱性を克服する技術開発と都市政策への戦略的展開プロジェクト
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
水汚染耐性のある水供給システムの構築
生物資源
熱帯地域における持続的野菜生産のためのトウガラシ、トマトの革新的な育種技術開発