アシリ・カルナワーデナ
国家建築研究所 所長スリランカ民主社会主義共和国
国際斜面災害研究機構、京都大学、東京科学大学、森林研究・整備機構・森林総合研究所、高知大学
国家建築研究所
令和元年度(2019年度)
5年間
長距離土砂流動早期警戒情報伝達及びリスク判断支援システム開発
気候変動に伴う豪雨の頻度増加が著しいスリランカでは、土砂災害が頻発している。特に深刻な高速長距離土砂流動の発生と流動範囲を1日前に予測することを可能にするため、山岳地の地形性乱流の影響を踏まえた500m四方最大累積雨量の予測と、熱帯強風化土森林斜面における不飽和浸透による地すべり発生・拡大・流動範囲予測を行う先進技術を組み込み、地すべり災害予測情報の早期伝達及びリスク判断支援システムを開発する。
豪雨災害の多発に悩むモンスーン地域諸国の防災に貢献する!
本研究で開発した降雨予測や土砂流動の発生と流動範囲の予測技術は、スリランカばかりでなく、同種の災害が著しいモンスーン地帯の東南アジア諸国において、高速長距離土砂災害の軽減や洪水制御、農村・都市の防災などあらゆる局面で活用されていくことが期待される。
防災
南西太平洋島嶼国における広域火山災害リスク軽減プロジェクト
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
スリランカ廃棄物処分場における地域特性を活かした汚染防止と修復技術の構築
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
未利用天然ゴムの種の持続的カスケード利用による地球温暖化およびプラスチック問題緩和策に関する研究
防災
北中米太平洋沿岸部における巨大地震・津波複合災害リスク軽減に向けた総合的研究