ヴォラノップ ヴィヤカーン
チュラロンコン大学 理学部海洋科学科 教授 水産資源研究所長タイ王国
九州大学、東京海洋大学、鹿児島大学、熊本大学、京都大学、東京農工大学、中央大学、寒地土木研究所
チュラロンコン大学、イースタンアジア大学、ワライラック大学、天然資源環境省
令和元年度(2019年度)
5年間
海洋プラスチックごみの発生経路や海洋環境への影響を明らかに
東南アジア地域は、海洋プラスチック汚染のホットスポットと考えられている。しかし、海洋プラスチックが生態系や人間活動に及ぼす影響はこれまで十分に解明されていない。そこで、本プロジェクトはタイに研究拠点を設立し、海洋プラスチックの発生経路や海洋環境への影響を調査する。また、陸域から海域にかけてのプラスチックごみの発生経路や発生量をモニタリングし、将来的な海洋マイクロプラスチックの排出量予測を目指す。
海洋プラスチックごみ軽減に向けた行動計画をタイ政府へ提案
科学的な知見に基づいた海洋プラスチック削減政策の作成についてタイ政府を支援する。さらに、タイにおける取り組みを周辺国へ展開し、東南アジア地域の持続的な海洋プラスチック削減に貢献する。その中で、同研究拠点は削減政策の強化に向けた科学的根拠を示す役割を担うことが期待される。
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
気候変動適応へ向けた森林遺伝資源の利用と管理による熱帯林強靭性の創出
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
タイ国・生物循環グリーン経済実現に向けたウキクサホロビオント資源価値の包括的開拓
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
カンボジアにおける大気汚染リスク管理プラットフォームの構築
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
天然ゴムを用いるグローバル炭素循環プロセスの科学技術イノベーション