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東南アジア海域における海洋プラスチック汚染研究の拠点形成

環境・エネルギー(地球規模の環境課題)

タイ王国

東南アジア海域における海洋プラスチック汚染研究の拠点形成

海洋プラスチックごみの発生経路や海洋環境への影響を解明せよ!

  • SDGs14
  • SDGs12

研究代表者

    • 磯辺 篤彦

      九州大学 応用力学研究所 大気海洋環境研究センター 教授
    • researchmap
    • ヴォラノップ ヴィヤカーン

      チュラロンコン大学 理学部海洋科学科 教授 水産資源研究所長

相手国

タイ王国

国内研究機関

九州大学、東京海洋大学、鹿児島大学、熊本大学、京都大学、東京農工大学、中央大学、寒地土木研究所

相手国研究機関

チュラロンコン大学、イースタンアジア大学、ワライラック大学、天然資源環境省

採択年度

令和元年度(2019年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

海洋プラスチックごみの発生経路や海洋環境への影響を明らかに
東南アジア地域は、海洋プラスチック汚染のホットスポットと考えられている。しかし、海洋プラスチックが生態系や人間活動に及ぼす影響はこれまで十分に解明されていない。そこで、本プロジェクトはタイに研究拠点を設立し、海洋プラスチックの発生経路や海洋環境への影響を調査する。また、陸域から海域にかけてのプラスチックごみの発生経路や発生量をモニタリングし、将来的な海洋マイクロプラスチックの排出量予測を目指す。

海洋プラスチックごみ軽減に向けた行動計画をタイ政府へ提案
科学的な知見に基づいた海洋プラスチック削減政策の作成についてタイ政府を支援する。さらに、タイにおける取り組みを周辺国へ展開し、東南アジア地域の持続的な海洋プラスチック削減に貢献する。その中で、同研究拠点は削減政策の強化に向けた科学的根拠を示す役割を担うことが期待される。

研究実施風景

イメージ1

タイ天然資源環境省Pollution Control Departmentでのプロジェクト概要説明

イメージ2

チュラロンコン大学で行われたRD署名に際しての記者会見

イメージ3

調査位置であるサマエサン島の海岸漂着プラスチックごみ

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

中間評価報告書

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