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コーラル・トライアングルにおけるブルーカーボン生態系とその多面的サービスの包括的評価と保全戦略

環境・エネルギー(地球規模の環境課題)

フィリピン共和国 インドネシア共和国

終了

コーラル・トライアングルにおけるブルーカーボン生態系とその多面的サービスの包括的評価と保全戦略

ブルーカーボンを通して沿岸生態系保全と地球温暖化対策に貢献する!

  • SDGs14
  • SDGs13
  • SDGs15

研究代表者

    • 灘岡 和夫

      東京工業大学 環境・社会理工学院 特任教授
    • researchmap
    • レネ ロロン

      フィリピン大学ディリマン校 環境科学・気象学研究所 教授

    • ムティア アウラ ジャバー

      インドネシア海洋水産省 ジャカルタ水産工科大学 准教授

相手国

フィリピン共和国 /インドネシア共和国

国内研究機関

東京工業大学、東京大学、北海道大学、森林総合研究所、名古屋大学、国際農林水産業研究センター

相手国研究機関

フィリピン大学ディリマン校、インドネシア海洋水産省・ジャカルタ水産工科大学

採択年度

平成28年度(2016年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

新たな手法・枠組みに基づくブルーカーボン動態解明と生態系サービス評価
コーラル・トライアングルと呼ばれる生物多様性が極めて高い地域の中心に位置するフィリピンとインドネシアを対象に、沿岸生態系が蓄える炭素であるブルーカーボンに着目し、ブルーカーボン生態系が炭素を貯留・隔離する機能と変動過程を、革新的な統合モニタリング・モデリングシステムの開発等に基づいて評価・予測するとともに、生態系サービスの包括的な評価を行う。さらに、ネットワーク型広域モニタリングの持続的展開と人材育成機能を併せ持つ“Core-and-network”システムの構築等を行う。

「ブルーカーボン戦略」を策定・提言し、その実施体制を構築する
さまざまな調査やモデル開発・分析等に基づいて、沿岸生態系の保全や回復力の強化がブルーカーボンの増強につながり、ひいては地球環境改善にも貢献するローカル・グローバル統合型戦略としての「ブルーカーボン戦略」を策定・提言するとともに、その実施体制を構築する。

研究実施風景

イメージ1

フィリピン・ブスアンガ島のマングローブ林における調査

イメージ2

もう一つの主要な貯留・隔離要素である海藻藻場

イメージ3

水中の海草藻場の様子

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

中間評価報告書 終了時評価報告書

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