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バングラデシュ国における高潮・洪水被害の防止軽減技術の研究開発

防災

バングラデシュ人民共和国

終了

バングラデシュ国における高潮・洪水被害の防止軽減技術の研究開発

高潮・洪水対策を考案し、バングラデシュを被災と貧困のスパイラルから救え

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研究代表者

    • 中川 一

      京都大学 防災研究所 所長/流域災害研究センター 教授
    • researchmap
    • エムディ ムンスール ラーマン

      バングラデシュ工科大学 水・洪水管理研究所 教授/所長

相手国

バングラデシュ人民共和国

国内研究機関

京都大学、東京大学、高知大学

相手国研究機関

バングラデシュ工科大学(BUET) 他

採択年度

平成25年度(2013年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

日本の科学技術で、洪水や高潮に伴う被害の防止・軽減策を検討
 バングラデシュは洪水や高潮の被害が多く、それにより貧困が加速し、貧困が加速したところをさらに洪水や高潮が襲うという負のスパイラルに陥っている。被害防止・軽減策の改善が急務である。そこで、高潮・洪水ハザードマップの作成、河岸侵食や堤防決壊被害軽減策の提案、警報・避難システムの開発、洪水による有害物質の拡散被害予測と対策に取り組み、レジリエントな地域社会の構築を目指していく。

レジリエントな防災力を身につけ、被災と貧困のスパイラルから脱出!
 本研究が進展すれば、行政は科学技術的根拠に基づく提言を施策や計画に反映できるようになる。高潮・洪水被害に関する調査・分析・予測能力が向上することにより、災害に対してレジリエントに対応できる地域防災力をもつ社会構築が望め、被災と貧困のスパイラルからの脱出が可能となる。

研究実施風景

ヒンドゥコミュニティーでの聞き取り調査(クルナ県のアルパンシア村にて)

ヒンドゥコミュニティーでの聞き取り調査(クルナ県のアルパンシア村にて)

ポルダーの排水不良と土砂堆積により建物の変色している所まで浸水(クルナ県のカポタコ村にて)

ポルダーの排水不良と土砂堆積により建物の変色している所まで浸水(クルナ県のカポタコ村にて)

ジョムナ川の流路変動により進行中の堤防侵食と農地の消失(シャリアカンディのチョンドンボイシャ破堤地点)

ジョムナ川の流路変動により進行中の堤防侵食と農地の消失(シャリアカンディのチョンドンボイシャ破堤地点)

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

中間評価報告書 終了時評価報告書 追跡調査報告書

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