エリウド キレガー
ケニア農畜産業研究機構 機構長ケニア共和国
名古屋大学、岡山大学、島根大学、山形大学
ケニア農畜産業研究機構(KALRO) 他
平成24年度(2012年度)
5年間
優れた性質をもつイネ品種と品種の能力を引き出す栽培方法を開発
アフリカのサハラ砂漠より南にある多くの国で米の需要増加に生産が追いつかず、増産が重要な課題となっている。国をあげて増産に取り組むケニアでは、干ばつ・低温・低肥沃土壌・いもち病等が障害となっており、こうしたストレスに強い遺伝子を交配とDNAマーカー選抜等の技術を使ってテーラーメードで導入し、ケニアに適した新品種を育成する。今の栽培技術を評価した上で品種の能力を発揮させ、持続的に稲作ができる栽培技術の開発を目指す。
イネと研究者を育てて、サハラ以南アフリカの食糧不足を解消する
ケニアの環境条件に合わせてテーラーメードで作ったイネ品種と最適な栽培方法を組み 合わせることにより、ケニアの稲作の安定化と生産性向上が期待できる。また、アフリカの米生産国や研究機関等が参加する国際協議グループ「CARD*」への貢献や、ケニアと日本のグローバルな稲作研究人材育成にもつながる。
*CARD・・・アフリカ稲作振興のための共同体("Coalition for African Rice Development:CARD")
生物資源
バナナ萎凋病の診断・警戒システムと発病制御戦略の構築と実装
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
東アフリカ大地溝帯に発達する地熱系の最適開発のための包括的ソリューション
生物資源
葯培養及びシチズンサイエンスによる即時的稲品種開発体制の構築
生物資源
熱帯地域における持続的野菜生産のためのトウガラシ、トマトの革新的な育種技術開発