JSTトップ > 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS) > 研究課題一覧 >

津波に強い地域づくり技術の向上に関する研究

防災

チリ共和国

終了

津波に強い地域づくり技術の向上に関する研究

津波による悲劇を繰り返さないために、チリと連携せよ!

  • SDGs11
  • SDGs09
  • SDGs17

研究代表者

    • 富田 孝史

      国立研究開発法人港湾空港技術研究所 アジア・太平洋沿岸防災研究センター 副センター長
    • researchmap

相手国

チリ共和国

国内研究機関

関西大学、徳島大学、山口大学

相手国研究機関

チリ・カトリック教皇大学(PUC)

採択年度

平成23年度(2011年度)

研究期間(採択時)

4年間

研究課題の概要

早期警報や津波観測網で津波災害に強い地域を作る
 2010年にはチリで、2011年には日本で大規模な津波災害が発生し、チリでは津波警報や避難における課題が顕在化した。また日本では想定を超える津波により、防災対策の進んだ地域にも甚大な被害が発生し、津波の破壊力や津波漂流物の危険性が再認識されている。そこで両国の研究協力により、津波による被害を防ぐ技術の向上を目指して、チリにおける高い精度の早期警報手法の開発、パイロットサイトにおける被害推定、津波に強い地域や住民作りのプログラムについて研究を実施する。

過去の被害を分析し、今後起こりうる津波被害に備える
 両国で発生した津波被害を整理して、被害推定手法を開発する。また、今後チリで起こりうる地震津波を想定し、被害の防除・軽減にむけた対策を提案する。将来的にはチリと日本、ひいては世界規模での津波に強い地域・人作り技術の進展を目的とする。

研究実施風景

チリ・アントファガスタにおける避難訓練の様子

チリ・アントファガスタにおける避難訓練の様子

2010年チリ津波によって浸水されるディチャット。
			多くの人が避難して命を取り留めた。

2010年チリ津波によって浸水されるディチャット。 多くの人が避難して命を取り留めた。

2010年2月27日に発生したチリ地震津被害に関するディチャトにおける現地調査

チリ・イキケにおける津波浸水予測地図を使用した津波ハザードに関する議論

チリの研究者・技術者との意見交換

チリの研究者・技術者との意見交換

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

終了時評価報告書 追跡調査報告書

関連URL

ページ
TOPへ
ページトップへ