ロニー マルティネス
ラ・セレナ大学 食品工学科 准教授チリ共和国
北海道大学、苫小牧工業高等専門学校、北海道立総合研究機構、北海道曹達株式会社
ラ・セレナ大学、カトリカ・デル・ノルテ大学
令和4年度(2022年度)
5年間
水産廃棄物を用いた高付加価値バイオ素材の技術・製造基盤の確立
漁業が盛んなチリのコキンボでは、アメリカオオアカイカやエビの水産廃棄物が年間14,000トンも排出され、この水産廃棄物中には高付加価値のバイオ素材が大量に含まれている。廃棄されるバイオ素材を有効利用するために、バイオ素材となる物質を詳しく調べ、バイオ素材を精製して製造するためのプロセスを確立する。また、高純度なバイオ素材から合成される新規バイオ材料の開発と応用に取り組む。
チリ水産資源に関する地域循環型エコノミーの構築に貢献
水産廃棄物中の高付加価値バイオ素材の評価と特定、高純度バイオ素材の製造プロセス確立、新規バイオ材料の開発、高純度バイオ素材製造におけるサプライチェーン関係者のネットワーク強化が進み、チリの地域循環型エコノミー構築を通して水産廃棄物の有効利用が促進される。
生物資源
バナナ萎凋病の診断・警戒システムと発病制御戦略の構築と実装
生物資源
チリにおける持続可能な沿岸漁業及び養殖に資する赤潮早期予測システムの構築と運用
生物資源
デジタルプラットフォームを活用したルーメン微生物フローラと草地管理の最適化による牛肉バリューチェーン創出プロジェクト
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
東南アジア海域における海洋プラスチック汚染研究の拠点形成