JSTトップ > 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS) > 研究課題一覧 >

ペルーにおける地震・津波減災技術の向上に関する研究

防災

ペルー共和国

終了

ペルーにおける地震・津波減災技術の向上に関する研究

太平洋の対岸ペルーと手を取り合って
地震・津波に立ち向かえ!

  • SDGs11
  • SDGs09
  • SDGs17

研究代表者

    • 山崎 文雄

      千葉大学 大学院工学研究科 教授
    • researchmap

相手国

ペルー共和国

国内研究機関

東北大学、豊橋技術科学大学、東京工業大学

相手国研究機関

ペルー国立工科大学(UNI)日本・ペルー地震防災センター(CISMID)

採択年度

平成21年度(2009年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

地震大国・日本だからこそできるサポートがある
 ペルーは日本と同じく、環太平洋地震帯に位置する地震・津波多発国である。2007年の地震と津波でも大規模な被害が出ており、今後も災害発生が予想される。そこで、地震・津波による災害リスクの予測と被害軽減に有効な技術の研究・開発に取り組んでいる。過去の大地震に基づいて震源モデルの構築、津波のシミュレーション、建物の耐震調査と補強技術の開発等を行い、地域特性を考慮した包括的な地震・津波の被害予測と減災対策を進める。

地域的特徴をとらえ、ペルーの震災に有効な減災モデルを確立
 過去の大地震からモデルケースを選定し、ペルー沖のプレート境界地震による地震動予測と、津波の被害評価を進めている。歴史的建造物を含む建物の耐震性調査も順調であるほか、人工衛星画像を駆使して土地利用図を作成した。これらの成果を統合し、地域に合った有効な減災モデルを確立する。

研究実施風景

イメージ1

2007年の地震で倒壊したピスコ市中心部の教会

イメージ2

本プロジェクトで供与された機器を用いたリマ市内での常時微動の観測の様子。これにより地震時における地盤の揺れやすさが評価できる。

イメージ3
イメージ4

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

中間評価報告書 終了時評価報告書 追跡評価報告書

関連URL

ページ
TOPへ
ページトップへ