No.07-D1711月7日(日)17:00~19:00
今と同じ食材を得ることのできない未来で、私たちは何を食べて生きていくのか。本企画では「食用昆虫」という資源に注目し、昆虫に期待されている役割 や 私達の取り組みをご紹介いたします。 またより良い未来にするために何ができるのか、来場者のみなさまと対話しながら一緒に考えていきたいと思います。
NPO法人食用昆虫科学研究会理事長、「蟲ソムリエ」。
昆虫学をベースに400種類以上の昆虫を味見、記録している。現在はラオスに滞在し、農村部の栄養不良と低所得を改善するために、食用昆虫の養殖・普及・教育に努めている。
NPO法人食用昆虫科学研究会副理事長。
大学生物講師として教鞭をとるかたわら、昆虫食研究に打ち込む。害虫を益虫として活かす方法の一つとして昆虫食を捉えている。
NPO法人食用昆虫科学研究会理事、NPO法人昆虫食普及ネットワーク理事長、昆虫料理研究家。
幼少より昆虫食に親しみ、1999年から本格的に研究活動に入る。どうすれば昆虫をよりおいしく食べられるか、味や食感、栄養をはじめ、あらゆる角度から食材としての可能性を追究している。
NPO法人食用昆虫科学研究会会員。
食品開発を専門としており、食品素材としての昆虫のポテンシャルを追求している。
NPO法人食用昆虫科学研究会会員。
昆虫の自家養殖に取り組み、現在15種の昆虫を飼育している。
NPO法人食用昆虫科学研究会会員。
山梨県富士川町で150年続く養蚕農家「アシザワ養蚕」の6代目。伝統的な繭糸を主産物とする養蚕業に留まらず、食用として美味しいカイコの生産にも精力的に取り組んでいる。
NPO法人食用昆虫科学研究会会員。
幼い頃から昆虫を好み、現在は大学で昆虫食の研究をしている。
17:00 | 食をとりまく環境変化 と 食用昆虫に期待される役割についてご説明します。また食用昆虫を用いた課題解決の実例として、私たちが取り組んでいるラオス農村部における栄養不良・低所得の改善についてご紹介いたします。 (講師:井上、佐伯) |
---|---|
17:30 |
食べて美味しい昆虫と、昆虫養殖の実践についてご紹介いたします。 (講師:内山、伊藤) |
18:00 |
養蚕農家から昆虫食への挑戦、昆虫の食べ方にまつわる新しいアプローチなど、食用昆虫と共にある未来に向けた新進気鋭の取り組みをご紹介いたします。 |
「食」を取り巻く環境は、近年急速に変化しています。世界の人口が増加し、工業化により環境へのダメージが蓄積し、数十年後には今と同じ食生活を続けることができないと予測されています。より環境負荷の少ない、それでいて美味しくて満たされる食が必要なのです。私たちが取り組む食用昆虫も、未来を担うポテンシャルを秘めた食材です。今と同じ食材を得ることのできない未来で、何を食べて生きていくのか、より良い未来にするために何ができるのか。今回の企画では、「食用昆虫と共にある未来」について、来場者との対話を通して考えを深めたいと思います。
昆虫を活用し、持続可能な食糧生産ができる社会。
コオロギ、デュビア、ゴキブリ、カイコ、美味しさ、養殖/飼育、味、餌、価格、アレルギー、愛着、食欲、知的財産
01-A21 出展者に聞いてみた 企画のココが面白い!
03-A10 サイエンスアゴラ2021見どころ紹介
03-A15 アゴラ市民会議「コロナ後の未来をどう構想する? ~科学技術と想像力は互いを高め合うか」
03-C13 ゲノム編集トマトから考える食の未来
03-D15 昆虫食学園 ビジョン2021開校!~虫を食べる4人の先生~
03-E13 みんなで作って考えよう「1万人のシチズンサイエンス」プロジェクト
03-E19 CancerXJAM 防がん訓練をつくろう アゴラ篇
04-B15 がん教育の現状とこれから〜理想のがん教育を目指して
05-A17 「つくりたい未来」-社会不安の根源を問い直す
05-A19 どうぶつたちの眠れない夜にスペシャル 実験動物編
06-B15 マンガで話すみんなのリアル―中高生SNS編―
06-C10 ジェンダーの視点から「生き方」を語り合おう
06-D15 現役Vtuberと語り合う、Vtuber技術が描く未来
06-E15 STSステートメント・オンラインサイエンスセッション
07-A19 サイエンスアゴラ2021を振りかえる
07-B15 ヒトの睡眠・人間の睡眠 —眠らぬ社会の未来を考える―
07-C15 社会に役立つ集合知メカニズム
07-D10 2035年のありたい未来社会とは~科学技術✕エンパワーメント~
07-D15 世界を救う!時差ボケや冬季うつ病に効く分子の研究:既存薬再開発でSDGsを考える
10-A10 未来のマーク作りで創造する2050
11-A15 サイバー万博の役割―デジタル空間におけるアクションの創出について―
Y-11 宇宙の生物と対話しよう