No.03-E1311月3日(水)13:00~15:00
「1万人が関わるシチズンサイエンス」のアイデアを参加者の皆様と考え、科学・市民・研究者の関係を揺さぶるシチズンサイエンスとはどのようなものかという点から更にアイデアを深堀ります。当日はZoomのブレイクアウトセッション機能を用いてのグループ対話を行います。多様な方々のご参加を期待しています!(事前情報を得るための特設サイトも準備していますので、英文概要の下のURLよりぜひご覧ください)
We and the participants will create ideas of "Citizen Science with 10,000 people," and then further refine the ideas from the perspective of what kind of Citizen Science will shake up the relationship between science, citizens, and researchers. On the day of the event, we will hold a group dialogue using the breakout session function of Zoom. We look forward to the participation of a diverse group of people!(We've also prepared a special website to get advance information, so please check that out as well)
https://rhinestone-iberis-1ff.notion.site/11-3-13-15-4333eae4b016401abe7ba7300e3445e1
1万人のシチズンサイエンスの実現に向けて、サイエンスアゴラ2021に多様な主体の参画の場を設けることを目的として設立された委員会です。大学や研究機関、企業、省庁など様々な組織から有志で集まったメンバーで構成されています。
福岡大学商学部経営学科 准教授/ 福岡大学商学部シチズンサイエンス研究センター センター長。専門は経営組織論。特に産学連携を通じた教育や企業の学習について研究を行ってきた。現在はシチズンサイエンスの中でも特に市民主体で行われる研究活動に着目をして研究を行っている。2021年4月に福岡大学商学部内にシチズンサイエンスを専門的に研究するセンターを設立した。大人の自由研究に興味がある。
九州大学大学院工学研究院/九州大学分子システム科学センター准教授。専門は高分子化学、超分子化学、ナノ医療。現在は、日本学術会議連携会員として、特に若手アカデミーで精力的に活動を行い、民主主義社会における科学・科学者の役割について考えるほか、九州大学社会連携推進室科学コミュニケーション推進グループ協力教員として、様々な形で科学を社会に届けることを試みている。最近の趣味は息子と大浴場に行くこと。
自治医科大学医学部心理学研究室・教授。公認心理師として心のケアを行いつつ、研究ではマウスやラットを対象にヒトの心の生物学的な理解を目指す。研究テーマは「ヒトの心の発達やその障害が、どのようなメカニズムで生じるのか」。著書に「ソーシャルディスタンスでデジタル化する社会の闇」、「〈自閉症学〉のすすめ オーティズム・スタディーズの時代(ミネルヴァ書房)」などがある。
12:50 | Zoomにアクセスください |
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13:00 |
全体集合をし、挨拶と進行説明 |
13:10 |
グループワーク1(ブレイクアウトセッション後、参加者で自己紹介とアイデアを考える) |
13:40 |
5分ほど休憩 |
13:45 |
グループワーク2(アイデアを深ぼる) |
14:10 |
全体集合して各グループ発表をし、総括。 |
14:30 |
30分間の対話の時間です。もう少し話したかったことなど共有しながらさらにお話をしましょう。 |
市民が研究活動に参加することによって人生や暮らしそのものに科学が入り込むことや科学側にも市民を通じて生活や社会が入り込むことが期待される。それが生活や社会のみならず、科学や社会そのものやその境界が変えていくものと考える。シチズンサイエンスのアイデアを参加者同士で具体的に対話することで、シチズンサイエンスへの理解も深めながら、科学、社会、研究者の関係性を変える仕組みや仕掛けはどのようなものかを考えてみる。第6期科学技術・イノベーション基本計画にも1万人規模のシチズンサイエンスの研究プロジェクトの立ち上げが記されている。日本学術会議若手アカデミーをはじめシチズンサイエンスへの議論がなされる中、具体的なプロジェクトの企画を生み出す機会を作りたい。
1万人が関わるシチズンサイエンスのアイデアについて
【アイデア】
コミュニティベースのシチズンサイエンス、宇宙線を測定して、世界のつながりを知ろう!学びや幸福につながる?、バードウォッチングのDXによる社会に寄り添う科学リテラシーと社会レジリエンスの向上、日本の課題をおらが村で解決します。日本全員参加型研究コンテスト-1000人寄れば文殊の知恵、既存のインフラ・ツールを使って1万人のデータを取ってもらう方法、匂いと生き物の関係を同時多発的に調べる、など
【ディスカッション内容、来場者感想】
コミュニティ、自由研究、学び、幸福感、デジタルトランスフォーメーション、科学リテラシー、社会レジリエンス、地域課題、コンテスト、既存インフラやツールの活用、同時性
01-A21 出展者に聞いてみた 企画のココが面白い!
03-A10 サイエンスアゴラ2021見どころ紹介
03-A15 アゴラ市民会議「コロナ後の未来をどう構想する? ~科学技術と想像力は互いを高め合うか」
03-C13 ゲノム編集トマトから考える食の未来
03-D15 昆虫食学園 ビジョン2021開校!~虫を食べる4人の先生~
03-E19 CancerXJAM 防がん訓練をつくろう アゴラ篇
04-B15 がん教育の現状とこれから〜理想のがん教育を目指して
05-A17 「つくりたい未来」-社会不安の根源を問い直す
05-A19 どうぶつたちの眠れない夜にスペシャル 実験動物編
06-B15 マンガで話すみんなのリアル―中高生SNS編―
06-C10 ジェンダーの視点から「生き方」を語り合おう
06-D15 現役Vtuberと語り合う、Vtuber技術が描く未来
06-E15 STSステートメント・オンラインサイエンスセッション
07-A19 サイエンスアゴラ2021を振りかえる
07-B15 ヒトの睡眠・人間の睡眠 —眠らぬ社会の未来を考える―
07-C15 社会に役立つ集合知メカニズム
07-D10 2035年のありたい未来社会とは~科学技術✕エンパワーメント~
07-D15 世界を救う!時差ボケや冬季うつ病に効く分子の研究:既存薬再開発でSDGsを考える
07-D17 食用昆虫と共にある未来
10-A10 未来のマーク作りで創造する2050
11-A15 サイバー万博の役割―デジタル空間におけるアクションの創出について―
Y-11 宇宙の生物と対話しよう