SCIENCE AGORA

2021年11月3日(水・祝)7日(日)

《プレアゴラ》10月10日(日)11日(月)

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No.07-D1011月7日(日)10:00~12:00

2035年のありたい未来社会とは ~科学技術×エンパワーメント~

 

科学技術振興機構 未来創造研究開発推進部/「科学と社会」推進部  

企画概要

個人の意思決定が社会や環境に影響を与える時代が到来しており、未来社会において「エンパワーメント」が重要なキーワードになりつつある。

本企画では、科学技術で実現可能な「エンパワーメント」について、ヘルスケア、エンターテインメントを事例として、コロナ禍で変化した経済・産業構造や社会のニーズを踏まえた、科学技術・イノベーションへの期待や課題を、参加者の声を取り込みながら、研究者・起業家・投資家といった立場の異なる登壇者らと議論していくことで、2035年のありたい未来社会を共創するための科学技術・イノベーションの可能性を共有する。

 

登壇者プロフィール

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高橋 桂子 

早稲田大学総合研究機構グローバル科学知融合研究所 上級研究員/研究院教授

1991年東京工業大学大学院総合理工学研究科システム科学専攻博士後期課程修了。工学博士。2021年より現職。専門は超大規模シミュレーションによる大気・海洋現象および都市環境の予測研究、超並列・高速計算技術開発等。2021年より未来社会創造事業「顕在化する社会課題の解決」領域運営統括。

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前田 英作 

東京電機大学 システムデザイン工学部 学部長/教授

東京大学理学系研究科動物学専攻修了。工学博士。2013年よりNTT理事兼コミュニケーション科学基礎研究所所長。2017年より現職。パターン認識、機械学習等を専門とし、データ科学、画像・映像処理、対話知能学、生体情報処理について研究。2021年より未来社会創造事業「次世代情報社会の実現」領域運営統括。

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和賀 巌 

フォーネスライフCTO/COI東北拠点長/東北大学大学院医学研究科客員教授/NECソリューションイノベータプロフェッショナルフェロー

MBA医学博士。2004年からNECグループのヘルスケア、バイオテクノロジー、センサと人工知能の研究、事業開発を歴任。現在、人工DNAデザイン技術を利用した血液ビッグデータ研究と事業を推進。2021年、未来社会創造事業「個人に最適化された社会の実現」領域運営統括。

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内田 由紀子 

京都大学こころの未来研究センター 教授/副センター長

専門は社会心理学・文化心理学。2003年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。ミシガン大学、スタンフォード大学客員研究員、甲子園大学講師を経て、2019年より現職。

幸福感についての国際比較や地域比較、企業調査などを実施している。

近著に「これからの幸福について:文化的幸福観のすすめ」(新曜社)。

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岡島 礼奈 

株式会社ALE 代表取締役/CEO

東京大学大学院理学系研究科天文学専攻にて博士号(理学)を取得。2009年から人工流れ星の研究を開始し、2011年9月に株式会社ALEを設立。「科学を社会につなぎ 宇宙を文化圏にする」を会社のMissionに掲げる。宇宙エンターテインメント、大気データの取得、宇宙デブリ防止装置の開発を通じ、科学と人類の持続的発展への貢献を目指す。

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河西 佑太郎 

Angel Bridge株式会社 代表パートナー

東京大学大学院農学系研究科修了。ゴールドマン・サックス証券に入社後、ベインキャピタルでプライベートエクイティ投資を行う。シカゴ大学にてMBA取得後、ユニゾン・キャピタルに入社。2015年、日本発のメガベンチャー創出を後押しするべく、大学発ベンチャー/ディープテック/インターネット領域に投資を行うベンチャーキャピタルAngel Bridgeを起業。

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中村 亜由子 

eiicon company 代表/founder

2015年「eiicon」事業を起案し推進。
現在、20,000社を超える法人が登録する日本最大級の企業検索・マッチングプラットフォーム「AUBA」、会員2万人を超える事業活性化メディア「TOMORUBA」等を運営。

・特許庁オープンイノベーション促進契約ガイドライン策定委員

・情報経営イノベーション専門職大学客員教授

プログラム

 

趣旨説明

 

エンパワーメントの変容を捉えた新たな社会・経済的価値の創出事例紹介

 

総合討論

出展レポート

セッションで話し合った未来像

個人の仕事によって他の人の喜びを創出していることや社会との繋がりを実感でき、誰もがポジティブに社会に参画している。
この状態を実現するために、研究とビジネスがシームレスに繋がり、研究者が研究の延長線上で成果を自らビジネス化している。

セッションでの意見、論点

  • 世の中が良くなっている状態とはどんな状態か?その実現に必要なこととは?
    →多様な人が制約なく活躍できる風通しの良い社会であること。その実現のためには、人文社会学系、理系、企業など、異分野が互いに巻き込みあう必要がある。
  • 研究とビジネス化の関係を考慮する際のシーズオリエンテッドとニーズオリエンテッドの考え方について
    →事業化する際は、ニーズオリエンテッドの方が成功しやすい。一方で、基礎研究の推進にあたってはニーズを意識しすぎることについては懸念があるものの、分野によっては異なる。(例:医学系はニーズオリエンテッド発想が強い傾向)
  • 今後の未来社会を創っていくにあたっての、研究者のビジネスへのマインドや考え方について
    →アメリカでは高校教育で経済学や投資の科目があることによって、研究者であっても基礎知識が備わっている。一方で、日本では10代のうちにそのような教育を受ける環境になく、ビジネスを身近に感じられない。特に研究者の中には、「金儲けは悪である」という認識もまだ根強い印象。教育のあり方から見直す必要があるのではないか。
    →日本では、研究者・技術者が持っている価値と対価のバランスが適切でない

セッションで出たキーワード

科学技術、エンパワーメント、ヘルスヘア、人工流れ星、大学発ベンチャー、人材流動、研究者のマインド・賃金・業務環境問題、教育、価値と給与のバランス、人文社会科学との融合、意思決定支援、ニーズ・シーズオリエンテッド

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