No.06-D1511月6日(土)15:00~17:00
キャラクターをまとってバーチャル上で活動を行うVtuber。個性を活かした自己表現を可能とするVtuber技術が描く未来について、日頃からサイエンスコミュニケーション活動に取り組んでいるVtuber達と一緒に考えてみませんか?本企画では、Vtuberやそれを支える技術について解説を行ったのち、その活用について参加者の皆さんと多様な視点から考察を行います。技術によって実現しうる未来の生活や社会について、共に語り合いましょう。
In this session, we will explain the concept of Vtubers and the technologies behind them. Let's discuss the possibilities of Vtuber technologies, which enables various forms of self-expression, together with virtual science communicators.
産業エコロジーと窒素を専門としているVtuber。
リアルとバーチャルの融合に力を入れており、Vtuberの姿で学会発表行ったほか、リアル×バーチャルイベントで学術ラップやダンスにも挑戦するなど、TwitterやYoutubeにとどまらないさまざまな場で活動を行っています。
欲しいひみつ道具は「進化退化光線銃」
Twitter:https://twitter.com/kiwa4324
科学コミュニケーション系Vtuber。
普段は科学をはじめとした様々な文化について、皆さんとゆるく楽しく学んでいく配信をYouTubeで行っています。過去には大学の先生とコラボレーションを行ったり、バーチャル研究室見学会の公式インタビュアーを務めたりといった活動も。
欲しいひみつ道具は「時間ナガナガ光線」
生命科学系Vtuber。
論文紹介など最近の科学ニュース発信を主に活動。今夏は40人以上のVtuberが参加した夏休み科学Vtuber相談室の主宰を務めたり、VR空間オンライン研究室見学会tayo conference Vol. 1の公式インタビュアーとして参加しました。
欲しいひみつ道具は「桃太郎印のきびだんご」
Twitter:https://twitter.com/takatoh_life
工学系Vtuber。
技術アウトリーチコンテンツ『テクノ少女』プロジェクト運営。専門は電気・電子工学。「作るための学び」をコンセプトに、イラストやCGなどのメディアを用いた、身の回りの技術について楽しんで学べるコンテンツ制作を行っています。ゲーム制作やイラストを描くことが好き。
欲しいひみつ道具は「タイムふろしき」
Twitter:https://twitter.com/keicap2021
xRデザイナー、xR・メディアアートを専門とするVtuber。
配信では70名を超える研究者・専門家・VRユーザと集合知でアバターコミュニケーションの未来を探り、学会や書籍をはじめとした様々なメディアで展開しています。
欲しいひみつ道具はなし。のび太くんのように、結果的に誤った使い方をしてしまう可能性を否定できないため。
Twitter:https://twitter.com/RI_Yohen
15:00 | オープニング |
---|---|
15:05 |
Vtuberに関する基礎知識の解説 |
15:40 |
「バーチャル」と共に歩む未来について考えよう |
16:20 |
本企画のまとめ |
現代における技術面・コスト面・健康面での課題が解決されたうえで、Vtuber技術の表現自由度、親しみやすさ等の利点を活かし、バーチャル空間での自己表現、自己実現が一般的になった未来像
【論点➀】
Vtuber技術のプラスの側面・マイナスの側面について:
プラスの側面については、好きな姿になれる、匿名性を保ちつつフラットな立場で活動できる、キャラクターに親しみやすい、表情や感情が伝わりやすいというような意見が上がった。マイナスの側面としては技術的な障壁が高い、インフラ・機器にコストがかかる、地域や資本による格差の拡大、身体を使ったコミュニケーションが難しい、二次元キャラへの印象が良くない人もいるというような意見が上がった。
【論点②】
Vtuber技術と掛け合わせたい分野について:
大きく分けると、表現・情報伝達、学び、体験、その他というカテゴリーの意見があげられた。
【論点③】
Vtuber技術×教育・学術について:
教育・学術という観点から見たVtuber技術の未来社会の課題点や可能性についてさらなる対話をおこなった。この対話をとおして授業での活用、体験学習への利用、コスト、健康への影響という側面等について深堀することができた。
【対話パート】
Vtuber技術と掛け合わせたい分野について:
本企画で挙げられた強みや弱みをふまえたうえで活用したいといった意見や、Vtuber技術関連の学習意欲の向上につながるといった意見が得られた。一方で技術についてなのか活用についてなのか混乱したという感想もあり、注目ポイントの設定の仕方については検討が必要であると感じた。
表現自由度、親しみやすさ、匿名性、双方向性、技術的課題、コスト面での課題、健康への影響、非言語的コミュニケーション、二次元キャラクターへの印象、人格とのかけあわせ、精神的負担の軽減、体験学習、IT教育、教育格差、バリアフリー対応、発信練習、トラッキング技術
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