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沿岸生態系における水熱バイオリファイナリーの構築による地域BCG経済とカーボンニュートラルの実現に向けて

環境・エネルギー(カーボンニュートラル)

タイ王国

沿岸生態系における水熱バイオリファイナリーの構築による地域BCG経済とカーボンニュートラルの実現に向けて

  • SDGs13
  • SDGs14
  • SDGs07

研究代表者

    • 木田 徹也

      熊本大学 産業ナノマテリアル研究所 教授・所長
    • researchmap

相手国

タイ王国

国内研究機関

熊本大学

相手国研究機関

チュラロンコン大学

採択年度

令和7年(2025年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

本研究は、ASEAN地域の持続可能な発展に貢献するため、「水熱法」をコア技術として、藻場・浅場などの海洋生態系に取り込まれている「ブルーカーボン」バイオマスの資源化を目指す。具体的には、ブルーカーボンの高効率な培養技術を確立するとともに、マイクロ波とカーボン触媒を用いてブルーカーボンを化成品、素材、バイオ燃料へと資源化する技術体系を確立する。また、バイオ燃料発電施設を地域マイクログリッド(小規模エネルギー網)に統合する技術経済評価についても検討する。さらに、これまでに培ったタイ側研究者との強固な連携体制を基盤にして、同国のグローバル人材育成に貢献する。本研究で開発するバイオリファイナリー技術は、タイ政府が推進するバイオ・循環型・グリーン(BCG)経済に基づく、持続可能な発展とカーボンニュートラルの達成に資することが期待される。

研究実施風景

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

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