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ゴムノキ葉枯れ病防除のための複合的技術開発

生物資源

インドネシア共和国

ゴムノキ葉枯れ病防除のための複合的技術開発

多角的な科学アプローチで葉枯れ病から天然資源植物ゴムノキを守る!

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研究代表者

    • 松井 南

      理化学研究所 環境資源科学研究センター グループディレクター
    • researchmap
    • スロソ ラフトモ

      インドネシアゴム研究所 所長

相手国

インドネシア共和国

国内研究機関

理化学研究所 環境資源科学研究センター、岐阜大学、理化学研究所 光量子研究センター、前橋工科大学

相手国研究機関

インドネシアゴム研究所、インドネシア大学

採択年度

令和2年度(2020年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

ゴムノキ葉枯れ病の早期対策を通じて資源生産国と消費国を繋ぐ
天然ゴム生産国でゴムノキ葉枯れ病の感染が拡大し、ゴム生産に深刻な被害を与えている。インドネシア天然ゴム研究機関及びインドネシア大学と協力して、化合物、微生物剤による葉枯れ病菌の駆除とゲノム育種の導入による育種基盤構築、人工衛星やドローン画像から感染地域の早期検出を行い、葉枯れ病の防除と感染拡大を抑制する。また、資源生産国と日本を繋ぐ近代的科学技術に根ざした育種に貢献できる研究リーダーを創出する。

世界の需要増大に見合った安定的な天然ゴムの供給へ
東南アジアは世界の9割以上の天然ゴムを供給している。東南アジアのゴムノキはクローン増殖のため、同じ病害に感染してしまう。開発した技術を天然ゴム生産国と共有することで、世界の需要に見合う安定的な天然ゴムの供給とゴム生産農家の安定した生計に貢献する。

研究実施風景

イメージ1

ゴム圃場上空撮影画像(罹患により葉がない)

イメージ2

農薬スクリーニング例

イメージ3

葉枯れ病に感染したゴムノキ

イメージ4

葉枯れ病の病徴

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

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