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葯培養及びシチズンサイエンスによる即時的稲品種開発体制の構築

生物資源

ザンビア共和国

葯培養及びシチズンサイエンスによる即時的稲品種開発体制の構築

農民と科学者の協働によって即時的稲品種開発・普及が可能に!

  • SDGs01
  • SDGs02

研究代表者

    • 近藤 巧

      北海道大学 大学院農学研究院 教授
    • researchmap
    • ムシカ チタンビ

      ザンビア農業研究所 上級農業研究員

相手国

ザンビア共和国

国内研究機関

北海道大学、琉球大学、東京農業大学、東北大学、酪農学園大学、国際農林水産業研究センター

相手国研究機関

ザンビア農業研究所、ザンビア大学

採択年度

令和4年度(2022年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

葯培養とシチズンサイエンスにより即時的稲品種開発体制を構築
他のサブ・サハラアフリカ諸国同様、ザンビアでも国民の多くが農村部に居住し、そのほとんどが貧困下にある。同国ではコメ需要が急速に拡大し、稲作振興による農家所得の向上が期待できる。農業技術開発では、持続可能性と地域の自然・社会経済環境への適合性が鍵となる。本研究は、有能なイノベーターである農民の主体的参加によるシチズンサイエンスと葯培養、育種基盤技術を組み合わせ、地域の条件に適応する即時的稲品種開発・普及体制の構築を目指す。

アフリカにおける稲品種の短期育成システムの構築に貢献
ザンビア共和国で構築される即時的稲品種開発システムが他のサブ・サハラアフリカ諸国に波及し、稲の短期品種育成によって品種登録候補となる有望系統が持続的に開発されるとともに、それを基盤とする農業開発・活動が促進され、農村の貧困削減に貢献する

研究実施風景

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高品質米の育種

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カウンターパート機関の試験圃場

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農民との協働

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稲作農民グループとの懇談

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研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

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