モハマド ナイム
ガジャマダ大学 林業学部 教授インドネシア共和国
国際農林水産業研究センター、住友林業株式会社、筑波大学、森林研究・整備機構、長崎大学、国立環境研究所、関西大学
ガジャマダ大学、国立研究革新庁
令和3年度(2021年度)
5年間
ゲノム情報を活用して気候変動に対する強靱性が優れた樹種を選抜
本研究は、熱帯林再生や社会林業(住民参加型の林業)に適した6つの樹種について、気候変動により高い強靭性を持つ優良個体のゲノム情報(DNA中の塩基配列)を活用して選抜し、それら優良個体の種苗を細胞培養などによって量産する技術を確立する。さらに、気候変動に対してレジリエンスの高い林業を促進した場合の効果を、木材生産量や生態系機能(温室効果ガス吸収や非木材資源量など)、地域社会や地域経済の観点から評価し、林業促進の必要性や有用性を科学的に明らかにする。
迫り来る気候変動下でも熱帯林業を持続可能な産業に改善
気候変動適応型植林に対する国際・地域インセンティブを形成し、既存林業を「気候変動下でも持続的に森林資源が利用できる産業」へ改善する。将来的に、高い気候変動適応能を有する種苗による環境・経済・社会持続的な森林経営モデルが展開され、気候変動適応・緩和が促進される。
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
水汚染耐性のある水供給システムの構築
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
微細藻類による二酸化炭素の固定と資源化によるエネルギーおよび食料資源の持続的生産システムの創出
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
食と環境の安全・安心を実現するハイテク簡易オペレーション分析デバイスの開発と人材育成
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
天然ゴムを用いるグローバル炭素循環プロセスの科学技術イノベーション