タナルック ティラムンコン
タマサート大学 知識情報学・サービス革新研究センター所長(教授)タイ王国
中部大学、東京大学、大阪大学、香川大学、名城大学、大日本コンサルタント(株)、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)
タマサート大学、カセサート大学、チュラロンコン大学、NECTEC、アジア工科大学
平成29年度(2017年度)
5年間
「スマート交通戦略」をベースとしたリープフロッグ型成長の実現
国家理念Thailand4.0のコンセプトのもと、タイ国は今後20年をかけて価値を創り出す経済への転換を目指す。しかし、メガシティ・バンコクの交通渋滞は市民から多大な時間を奪い、温暖化、環境、健康に対するリスクを助長させる。そこで、市民のQOL向上と社会の低炭素化を同時達成する、サイバー技術が支える「スマート交通戦略」による成長を構想し、バンコク随一の目抜通りにSukhumvit Modelとして実装する。
「Sukhumvit Model」によりThailand4.0とSDGsに貢献
Sukhumvit Modelは、人のための経済発展(Thailand4.0)と誰一人取り残されない-No one left behind (SDGs)を目指す都市実験である。道路か鉄道かの二者択一のインフラからの従来の発想ではなく、若者、高齢者など多様な属性をもつ市民のニーズから発想する交通政策へ転換する。そのため、AIを駆使して徒歩~パーソナルモビリティ~鉄道など時刻・手段・ルートをシームレスな交通移動の組み合わせが選べるシステムを開発し、豊かなライフスタイルを実現する。
360°カメラ画像から一般物体認識を試みる
ラッシュ時のアソック交差点は、青信号になっても直角方向の車列がブロックして動けない
バンコク市内を走るトゥクトゥク(三輪タクシー)
平成29年度(450KB)
平成30年度(450KB)
令和元年度(3,532KB)
令和2年度(5,947KB)
令和3年度(7,192KB)
令和4年度(5,219KB)
終了報告書(14,207KB)
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
トンレサップ湖西部水田における広域的水田水管理システムの確立による温室効果ガス排出削減技術の開発と社会実装
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
未利用天然ゴムの種の持続的カスケード利用による地球温暖化およびプラスチック問題緩和策に関する研究
環境・エネルギー
(カーボンニュートラル)
フードエステート廃棄物の変換技術によるバイオ循環経済の樹立
防災
北中米太平洋沿岸部における巨大地震・津波複合災害リスク軽減に向けた総合的研究