チュニジア共和国
京都大学、東京工業大学
スファックスバイオテクノロジーセンター (CBS) 他
平成21年度(2009年度)
5年間
過酷な環境を生きる植物の有効利用により、医薬品や食品を開発する
沙漠等の乾燥・半乾燥地に生育する植物は、過酷な環境に適応するための特有成分を多く有しているが、その探査や有効利用に関する研究は進んでいなかった。そこで、様々な乾燥地環境を有するチュニジアで、伝承薬効情報を基に植物を採取・解析し、新規の機能性成分の探査・研究を行い、産業への応用を目指す。また、植物資源の持続的な利用や地域経済の活性化に向けて、生産基盤整備、経済性評価、製品化技術の開発を併せて行う。
乾燥地植物から、驚くべき有効成分を発見
対象国のオリーブ、薬用植物等の成分から抗酸化や抗がん、抗アレルギー等の有効成分を発見し、水・土壌の生産基盤整備、経済性評価、製品化技術の開発を通じて産業への応用を図っている。研究を通して、地球規模での持続的・資源循環的食料システムの開発や沙漠防止に貢献する。
生物資源
バナナ萎凋病の診断・警戒システムと発病制御戦略の構築と実装
生物資源
エビデンスに基づく乾燥地生物資源シーズ開発による新産業育成研究
生物資源
葯培養及びシチズンサイエンスによる即時的稲品種開発体制の構築
環境・エネルギー
(地球規模の環境課題)
カンボジアにおける大気汚染リスク管理プラットフォームの構築