環境・エネルギー(気候変動)

南アフリカ共和国

終了

気候変動予測とアフリカ南部における応用

「人工地球」で南アフリカの農業が変わる!

  • SDGs13
  • SDGs02

研究代表者

    • 山形 俊男

      国立研究開発法人海洋研究開発機構 アプリケーションラボ 所長
    • researchmap

相手国

南アフリカ共和国

国内研究機関

東京大学

相手国研究機関

気候地球システム科学応用センター(ACCESS) 他

採択年度

平成21年度(2009年度)

研究期間(採択時)

3年間

研究課題の概要

1年先までの気候変動を予測して、異常気象の影響を軽減
 アフリカ南部は異常気象の影響を受けやすく、その影響を軽減するため、気候変動予測技術の向上に挑んでいる。具体的には、高解像度大気海洋結合モデル(SINTEX-F)(大気と海洋がどのように影響し合うかを再現するスーパーコンピュータ「地球シミュレータ」上の仮想地球)を駆使し、1年先までの広域の気候変動を予測する。さらに、広域の予測結果を利用して、アフリカ南部に特化した気候変動予測も行う。

異常気象の解明・予測に成功。ノウハウを日本の気候予測へも応用
 南アフリカに異常気象を引き起こす南インド洋と南大西洋の亜熱帯ダイポールモード現象のメカニズムを解明した。また、2010-11年夏の大雨を予測することに成功した。今後はこの技術をアフリカ南部の農業等に適用し、さらに日本の気候予測への応用を目指す。

研究実施風景

南アフリカ側の研究チーム

季節予測結果の配信を心待ちにする、リンポポ州でトマトの生産に従事している農民たち

気候地球システム科学応用センターの関係者

ケープタウンのテーブルマウンテン。本プロジェクトによる異常気象の予測は、この麓で育てられるワイン用のブドウの生産にも役立てられる。

南アフリカ側の研究チーム

南アフリカ側の研究チーム

気候地球システム科学応用センターの関係者

気候地球システム科学応用センターの関係者

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

終了時評価報告書 追跡評価報告書

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