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沿岸でのレジリエント社会構築のための新しい持続性システム

防災

インドネシア共和国

沿岸でのレジリエント社会構築のための新しい持続性システム

グリーンインフラを用いてインドネシアの沿岸を守る

  • SDGs09
  • SDGs11
  • SDGs13

研究代表者

    • 森 信人

      京都大学 防災研究所 教授
    • researchmap
    • ムハンマド ファリド

      バンドン工科大学 沿岸海洋開発センター長

相手国

インドネシア共和国

国内研究機関

京都大学、東北大学、海上・港湾・航空技術研究所、中央大学

相手国研究機関

バンドン工科大学、国家防災庁(BNPB)、ガジャマダ大学、インドネシア大学、公共事業・国民住宅省(PUPR)、気象気候地球物理庁(BMKG)、国家研究イノベーション庁(BRIN)

採択年度

令和3年度(2021年度)

研究期間(採択時)

5年間

研究課題の概要

科学的知見に基づく沿岸域の防御機能向上およびその社会実装
インドネシア沿岸は、波浪や津波による海岸浸食や浸水被害が深刻であり、沿岸域の発展を阻害している。そこで、最新技術を用いた沿岸域のモニタリング網の整備、シミュレーション手法、砂浜やマングローブ林を活用した海岸保全の技術の移転を行い、科学的エビデンスに基づく沿岸域の防御機能向上および社会実装手法の構築を行う。これより、防災、環境、経済との調和のとれた沿岸地域の実現を目指すものである。

グリーンインフラを用いた沿岸域の防災・減災
沿岸災害軽減のためのモニタリング・モデリング技術向上と時間変化を考慮したグリーン・グレーインフラを組み合わせた最適な自然順応的沿岸防御技術について標準化を行う。開発された技術をインドネシアの標準技術として定着させ、他地域に展開するとともに、東南アジアや太平洋島嶼国への普及を図る。

研究実施風景

イメージ1

バリ島Kutaビーチの様子

イメージ2

バリ島の浸食対策

イメージ3

2018年Suwaresi地震津波による被害

イメージ4

マングローブ林の様子(西表島)

研究プロジェクトWEBサイト

プレスリリース

実施報告書

評価報告書

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