産学連携学会第23回大会 CRDS主催オーガナイズドセッション
「知財を活かす、デザインでつなぐ、共創で育む ~産学橋渡しを強化・推進するアプローチ~」
「知財を活かす、デザインでつなぐ、共創で育む ~産学橋渡しを強化・推進するアプローチ~」
開催趣旨
産学連携学会第23回大会の場を活用して、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センター(CRDS)が2025年3月に発行した報告書『科学技術・イノベーションエコシステムにおける産学橋渡しの課題 ―知的財産・デザイン・共創の観点から―』を題材とした「CRDSオーガナイズドセッション(OS)」を開催いたします。
本OSでは、技術主導型・デザイン主導型産学連携に関連して先進的な取り組みを実施する行政・大学・企業の専門家5名に登壇いただき、これからの望ましい産学連携のあり方や課題を議論し、理解を深めていきます。文部科学省より、日本における産学連携政策および施策についてご紹介いただくほか、産学連携における「知的財産」、「デザイン」、「共創」等の観点に絡めて産学それぞれのご経験をもとに4名より講演をいただきます。OSの最後には、各講演を踏まえて総合討論を行います。今後のより発展的な産学連携の姿を構想するために、多様なステークホルダーが参画する共創の場のあり方を皆様と共に考えるセッションです。
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日時
2025年6月20日(金) 9:00~12:00
会場
函館アリーナ サブアリーナ(北海道函館市湯川町1丁目32-2)
プログラム
9:00~9:05 | 開会挨拶 永野 智己(JST CRDS フェロー/総括ユニットリーダー) |
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9:05~9:20 | 話題提供「CRDS報告書『科学技術・イノベーションエコシステムにおける産学橋渡しの課題 ―知的財産・デザイン・共創の観点から―』調査結果からの報告」 茅 明子(JST CRDS フェロー) 阪口 幸駿(JST CRDS フェロー) 満生 昌太(JST CRDS フェロー) |
講演1 | |
9:20~10:00 | 「わが国の産学官連携政策・施策」 迫田 健吉(文部科学省 産業連携・地域振興課 産業連携推進室長) |
「未踏の社会価値を生む産学官連携:科学技術と芸術を基軸にした、ソニー及び欧州STARTSのアプローチ」 戸村 朝子(ソニーグループ株式会社 技術戦略部門 主任研究員) |
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休憩(10分) | |
講演2 | |
10:10~11:10 | 「産学官連携活動の加速・強化を担う九大OIP」 古橋 寛史(九州大学 知財・ベンチャー創出グループ 教授、九大 OIP株式会社 執行役員) |
「東京大学生産技術研究所の価値創造デザイン活動」 新野 俊樹(東京大学 生産技術研究所 価値創造デザイン推進基盤 基盤長) |
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「COI-NEXT拠点を基盤としたインフラ老朽化問題に対する大学の新たな挑戦」 鶴田 修一(大阪大学 産業科学研究所 助教、COI-NEXT 副プロジェクトリーダー) |
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休憩(10分) | |
11:20~11:55 | 総合討議 論点①「産学橋渡し上の課題は何か?」 論点②「産学橋渡し上の課題を乗り越えるための突破口は何か?」 ファシリテーター:永野 智己(JST CRDS フェロー/総括ユニットリーダー) パネリスト:話題提供・講演の登壇者8名 |
11:55~12:00 | 閉会挨拶 満生 昌太(JST CRDS フェロー) |
参加申込方法
- 本オーガナイズドセッションは、「産学連携学会 第23回大会 函館大会」(会期:2025年6月19日(木)~20日(金))の一環として実施されるものです。
聴講に際しては、「産学連携学会 第23回大会 函館大会」への参加登録・参加費支払いが必要です。 - Webからの申込については4月30日(水)に締め切っていますが、5月1日(木)以降は「参加申込(非予約枠)」として大会事務局へ直接メールをすることで可能です。
- 詳細は、大会公式サイトをご参照ください。
「産学連会学会 第23回大会 函館大会」のご案内
参考情報
- JST CRDS 「科学技術・イノベーションエコシステムにおける産学橋渡しの課題 ―知的財産・デザイン・共創の観点から―(—The Beyond Disciplines Collection—)」(2025年3月)
- JST CRDS 「イノベーションエコシステム形成に向けた産学橋渡しの現状と課題」(2022年3月)
問い合わせ窓口
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センター(CRDS)
横断・融合グループ E-mail: