2014年(平成26年)3月31日をもちまして、領域の活動は終了致しました。

活動報告

脱温暖化をめざして
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領域活動通信

第3回領域サロン

開催報告

第3回(2012年2月23日)「社会技術とは何かー脱温暖化に向けたその重要性」

 「4E-サロン」は、当「環境・エネルギー領域」(略称)の研究開発や関連する課題について、領域の活動にご関心をお持ちの皆さま方とともに、肩の力を抜いて、オープンな形で、おおいに議論するための場として始めたものです。 当領域では、2008年(平成20年度)のスタート時点から、2050年の温室効果ガス60~80%削減に向けた「『石油漬け近代』の作り直し」を実現していくため、「現場目線」に立った「社会技術」的研究開発プロジェクトを推進して参りました。このような社会技術的な脱温暖化へのアプローチは、これまでほとんど類例のない新たな試みであり、その設計、脱温暖化効果の定量化など、未知の事柄にあふれています。そもそも「社会技術」という言葉自体がまだ未完成のものでもあります。当領域では、社会技術的アプローチを明確に設計する一助として、R&Dの内容を構造化し、工学的技術と社会技術の組み合わせを分析的に定式化する試みを進めてはいます。しかし、その作業はプロジェクトの進行の中で進められており、決して十分な議論がなされてきたとはいえません。 そこで、第3回目は、当領域が取り組もうとしている、脱温暖化社会に向けた社会技術的アプローチの構造化・定式化をめぐり、そもそも論から始めて、皆さまとともにおおいに議論を深めたいと思います。今回は、社会のための科学技術政策、イノベーション経営などの分野の中枢を担ってこられた、未来工学研究所理事長平澤 泠先生にもお話しを頂き、ついで、領域総括の堀尾が最近の持論を皆様にご披露致しました。

■日時:平成24年2月23日(木)17:00~19:30(2時間半)
■場所:K's五番町ビル 2階セミナー室(東京都千代田区五番町7番地) 
■コーディネーター:
  場所:K's五番町ビル 2階セミナー室(東京都千代田区五番町7番地) 
  重藤 さわ子  JST-RISTEXアソシエイトフェロー
■コメンテーター:
  平澤 泠    財団法人未来工学研究所 理事長
          (「環境モデル都市における既存市街地の低炭素化モデル研究」プロジェクトメンバー) ■プログラム:
講演1「社会技術的アプローチの必要性とその構造化」(40分) 平澤 泠
講演2「社会技術的アプローチとは?-脱温暖化に向けた構造化・定量化は可能か」(40分)堀尾 正靱
(休憩 10分)
全体討論(60分)
■参加費:無料  ■定員:50名


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