事業について
経済安全保障重要技術育成プログラム
わが国が中長期的に国際社会において確固たる地位を確保し続ける上で不可欠な要素である先端的な重要技術について、研究開発から実証・実用化までを迅速かつ機動的に推進します。
経済安全保障重要技術育成プログラムにおける特定重要技術について
研究開発ビジョン
我が国の経済安全保障を確保・強化する観点から先端的な重要技術について、国が研究開発ビジョンを提示します。
研究開発構想
研究開発ビジョンの達成に向けて、具体的な研究開発を示した研究開発構想を、内閣府、文部科学省、経済産業省が策定します。
研究開発構想(プロジェクト型)
重要技術の獲得を目指す比較的大規模な研究開発プロジェクト(プロジェクト型という)の研究開発構想をいいます。JSTの担当は下記となります。
【研究開発ビジョン(第一次)】
無人機技術を用いた効率的かつ機動的な自律型無人探査機(AUV)による海洋観測・調査システムの構築 |
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プログラム・ディレクター 高木 健(元東京大学 教授) |
災害・緊急時等に活用可能な小型無人機を含めた運航安全管理技術 |
プログラム・ディレクター 大林 茂(東北大学 流体科学研究所 教授) |
先端センシング技術を用いた海面から海底に至る海洋の鉛直断面の常時継続的な観測・調査・モニタリングシステムの開発 |
プログラム・ディレクター 高木 健(元東京大学 教授) |
超音速・極超音速輸送機システムの高度化に係る要素技術開発 |
プログラム・ディレクター 大林 茂(東北大学 流体科学研究所 教授) |
【研究開発ビジョン(第二次)】
研究開発構想(個別研究型)
研究開発プロジェクトの高度化を図り得る、あるいは、単独で重要技術となり得る要素技術等に関する研究開発(個別研究型)の研究開発構想をいいます。なお、個別研究型には、技術の特性等に応じて比較的中小規模のプロジェクト的な推進を図る研究開発も含まれ得ます。JSTの担当は下記となります。
【研究開発ビジョン(第一次)】
人工知能(AI)が浸透するデータ駆動型の経済社会に必要なAIセキュリティ技術の確立 |
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プログラム・オフィサー 松本 勉(産業技術総合研究所 フェロー) |
量子技術等の最先端技術を用いた海中(非GPS環境)における高精度航法技術・量子技術等の最先端技術を用いた海中における革新的センシング技術 |
プログラム・オフィサー 中村 祐一(日本電気株式会社 グローバルイノベーションビジネスユニット 主席技術主幹) |
空域利用の安全性を高める複数の小型無人機等の自律制御・分散制御技術及び検知技術 |
プログラム・オフィサー 淺間 一(東京大学 国際高等研究所 東京カレッジ 特任教授) |
生体分子シークエンサー等の先端研究分析機器・技術 |
プログラム・オフィサー 杉山 弘(京都大学 物質-細胞統合システム拠点[iCeMS] 特任教授) |
宇宙線ミュオンを用いた革新的測位・構造物イメージング等応用技術 |
プログラム・オフィサー 中野 貴志(大阪大学 核物理研究センター センター長) |
サプライチェーンセキュリティに関する不正機能検証技術の確立(ファームウェア・ソフトウェア) |
プログラム・オフィサー 松本 勉(産業技術総合研究所 フェロー) |
【研究開発ビジョン(第二次)】
超高分解能常時観測を実現する光学アンテナ技術 |
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プログラム・オフィサー 豊嶋 守生(情報通信研究機構 ネットワーク研究所ワイヤレスネットワーク研究センター 研究センター長) |
孤立・極限環境に適用可能な次世代蓄電池技術 |
プログラム・オフィサー 辰巳砂 昌弘(大阪公立大学 エグゼクティブアドバイザー/名誉教授) |
海中作業の飛躍的な無人化・効率化を可能とする海中無線通信技術 |
プログラム・オフィサー 春山 真一郎(慶應義塾大学 大学院システムデザイン・マネジメント研究所 顧問) |
高高度無人機を活用した災害観測・予測技術の開発・実証 |
プログラム・オフィサー 白坂 成功(慶應義塾大学 大学院システムデザイン・マネジメント研究科 委員長/教授) |
セキュアなデータ流通を支える暗号関連技術(高機能暗号) |
プログラム・オフィサー 盛合 志帆(情報通信研究機構 執行役/経営企画部長) |
ノウハウの効果的な伝承につながる人作業伝達等の研究デジタル基盤技術 |
プログラム・オフィサー 八木 康史(大阪大学 D3センターライフデザイン・イノベーション拠点本部 特任教授/本部長) |
輸送機等の革新的な構造を実現する複合材料等の接着技術 |
プログラム・オフィサー 西野 孝(神戸大学 名誉教授) |
多様な物質の探知・識別を可能とする迅速・高精度なマルチガスセンシングシステム技術 |
プログラム・オフィサー 都甲 潔(中村学園大学 大学院栄養科学研究科 特任教授) |
脳波等を活用した高精度ブレインテックに関する先端技術 |
プログラム・オフィサー 伊佐 正(京都大学 大学院医学研究科 教授/自然科学研究機構 生理学研究所 所長) |
多様な機器・システムへの応用を可能とする超伝導基盤技術 |
プログラム・オフィサー 土井 俊哉(京都大学 大学院エネルギー科学研究科 教授) |
本ウェブサイトでは、JSTが担当する研究開発構想の研究開発について情報発信を行います。以下、他法人が担当する研究開発構想については、各法人のウェブサイトをご覧ください。
▹NEDOサイト運営体制について
各府省・研究推進法人の制度運営体制
研究開発に係る業務を行う法人としてJST、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に基金がそれぞれ設置されました。各研究推進法人は、研究開発ビジョンの達成に向けた内閣府、所管省から示される研究開発構想の研究開発を推進します。
JSTの事業運営体制
JSTが担当する本事業の運営全般については、JSTに設置したガバニング委員会が統括します。ガバニング委員会は、本事業の運営上の重要案件の審議等を行います。
JSTから任命されたプログラム・ディレクター(PD)またはプログラム・オフィサー(PO)は、研究開発ビジョンの達成及び研究開発構想の実現に向けて、JSTが採択するそれぞれの研究開発課題を選考し、その進捗管理・評価等を指揮・監督します。
PDは研究開発構想(プロジェクト型)を、POは研究開発構想(個別研究型)を担当します。また、PD及びPOはそれぞれ外部有識者で構成されたアドバイザー等の協力を得てこれらの業務を行います。
ガバニング委員会
委員長 | 五神 真(理化学研究所 理事長) |
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委員 | 肥塚 雅博(株式会社ソシオネクスト 代表取締役会長兼社長) |
佐藤 康博(株式会社みずほフィナンシャルグループ 特別顧問) | |
篠原 弘道(日本電信電話株式会社 相談役) | |
深見 希代子(東京薬科大学 名誉教授) |
プログラム・ディレクター(PD)
海洋 | 高木 健(元東京大学 教授) |
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無人機技術を用いた効率的かつ機動的な自律型無人探査機(AUV)による海洋観測・調査システムの構築 | |
先端センシング技術を用いた海面から海底に至る海洋の鉛直断面の常時継続的な観測・調査・モニタリングシステムの開発 | |
デジタル技術を用いた高性能次世代船舶開発技術及び船舶の安定運航等に資する高解像度・高精度な環境変動予測技術 | |
宇宙・航空 | 大林 茂(東北大学 流体科学研究所 教授) |
災害・緊急時等に活用可能な小型無人機を含めた運航安全管理技術 | |
超音速・極超音速輸送機システムの高度化に係る要素技術開発 | |
衛星の寿命延長に資する燃料補給技術 | |
領域横断・ サイバー空間・ バイオ |
湯本 潤司(東京大学 名誉教授/特命教授) |
次世代半導体微細加工プロセス技術 | |
中島 英治(国立高等専門学校機構 理事) | |
耐熱超合金の高性能化・省レアメタル化に向けた技術開発及び革新的な製造技術開発 |
プログラム・オフィサー(PO)
海洋 | 中村 祐一(日本電気株式会社 グローバルイノベーションビジネスユニット 主席技術主幹) |
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量子技術等の最先端技術を用いた海中(非GPS環境)における高精度航法技術・量子技術等の最先端技術を用いた海中における革新的センシング技術 | |
春山 真一郎(慶應義塾大学 大学院システムデザイン・マネジメント研究所 顧問) | |
海中作業の飛躍的な無人化・効率化を可能とする海中無線通信技術 | |
宇宙・航空 | 淺間 一(東京大学 国際高等研究所 東京カレッジ 特任教授) |
空域利用の安全性を高める複数の小型無人機等の自律制御・分散制御技術及び検知技術 | |
豊嶋 守生(情報通信研究機構 ネットワーク研究所ワイヤレスネットワーク研究センター 研究センター長) | |
超高分解能常時観測を実現する光学アンテナ技術 | |
白坂 成功(慶應義塾大学 大学院システムデザイン・マネジメント研究科 委員長/教授) | |
高高度無人機を活用した災害観測・予測技術の開発・実証 | |
領域横断・ サイバー空間・ バイオ |
松本 勉(産業技術総合研究所 フェロー) |
人工知能(AI)が浸透するデータ駆動型の経済社会に必要なAIセキュリティ技術の確立 | |
サプライチェーンセキュリティに関する不正機能検証技術の確立(ファームウェア・ソフトウェア) | |
杉山 弘(京都大学 物質-細胞統合システム拠点[iCeMS] 特任教授) | |
生体分子シークエンサー等の先端研究分析機器・技術 | |
中野 貴志(大阪大学 核物理研究センター センター長) | |
宇宙線ミュオンを用いた革新的測位・構造物イメージング等応用技術 | |
辰巳砂 昌弘(大阪公立大学 エグゼクティブアドバイザー/名誉教授) | |
孤立・極限環境に適応可能な次世代蓄電池技術 | |
盛合 志帆(情報通信研究機構 執行役/経営企画部長) | |
セキュアなデータ流通を支える暗号関連技術(高機能暗号) | |
八木 康史(大阪大学 D3センターライフデザイン・イノベーション拠点本部 特任教授/本部長) | |
ノウハウの効果的な伝承につながる人作業伝達等の研究デジタル基盤技術 | |
西野 孝(神戸大学 名誉教授) | |
輸送機等の革新的な構造を実現する複合材料等の接着技術 | |
都甲 潔(中村学園大学 大学院栄養科学研究科 特任教授) | |
多様な物質の探知・識別を可能とする迅速・高精度なマルチガスセンシングシステム技術 | |
伊佐 正(京都大学 大学院医学研究科 教授/自然科学研究機構 生理学研究所 所長) | |
脳波等を活用した高精度ブレインテックに関する先端技術 | |
土井 俊哉(京都大学 大学院エネルギー科学研究科 教授) | |
多様な機器・システムへの応用を可能とする超伝導基盤技術 |
運営体制図
